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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】闘病中の7歳児の病室からiPadが盗まれる 母親「中のデータだけでも返して」(英)

楽しかった時の思い出がたくさん詰まったiPadの中の写真を見ることが大好きだったとタイラーさんは話している。現在、病室で過ごさなければならないディオン君にとって、そこは自分の部屋も同然だ。ディオン君の病室にはたくさんのおもちゃがあり、壁にはディオン君が描いた絵が飾られている。タイラーさんは、悲しみと怒りをこのように吐露した。

「息子の自室といっても過言ではないこの部屋に、誰かが侵入して心無い行為を働いたのです。『いったい誰がそんなひどいことを』と思うでしょう。そんなことをするのは邪悪な人でしかありません。」

RMCH側は、ディオン君がiPadを盗まれた週に2件の被害があった事実を認めている。2人目の被害者は、別の病棟の子供だったようだ。RMCHスポークスマンは「現在、グレーター・マンチェスター警察と当病院の警備チームが捜査中です。これらの出来事で、入院患者とその家族に多くの苦悩を生じさせたことは遺憾であり、警察と協力して窃盗犯らが病棟に侵入できないよう配慮し、患者とその家族をサポートするよう努める所存です。また、来院する方には貴重品を安全な場所へ保管するか常に目の届く所へ置くようにして頂きたい」と述べている。

この件以降、ディオン君と同じ病棟に入院する別の患者の家族がクラウドファンディングサイト「JustGiving」にアカウントを作成し、子供たちが少しでも安心して病室で過ごせるようにベッド脇に設置するセイフティーボックスの費用を集める呼びかけを行っている。

画像は『Manchester Evening News 2018年4月7日付「“You think ‘how could someone do that?’ It’s evil” – mum’s heartache after thieves steal iPad full of photos from young son on cancer ward」(Image: Tyler Olley)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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