イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】フィギュア米代表の長洲未来選手、五輪を振り返る―“戦友”アダム・リッポン選手との絆

ソチ五輪で代表の座を逃した長洲選手は、“戦友”の米男子フィギュア代表アダム・リッポン選手とともに悔し涙を流した。ソチ五輪の開会式当日は、カリフォルニアの長洲選手の自宅で屋根に上り、2人でハンバーガーを食べながら涙を流して慰め合ったという。「未来、きみがぼくの友達でよかった」「絶対にこれを乗り越えてみせよう」と語りかけるリッポン選手とともにこの4年間、這い上がるために必死に努力を重ねてきたのだ。

互いにしかわからない数々の苦悩や挫折、夢―2人はそれを、おそろいのタトゥーを刻むことで共有している。リッポン選手の左膝上、そして長洲選手の手首に刻まれた2本のラインが入った白い輪のタトゥー。くじけそうになった時は、きっとこのタトゥーに励まされたにちがいない。2人は団体戦で素晴らしい演技を見せ、米国のメダル獲得に大きく貢献した。屋根に上り星を見上げながら悔し涙を流したあの日から4年。溢れんばかりの笑顔で表彰台に立つ2人の胸には、銅メダルが輝いていた。

「五輪は自分のことを知るいい機会だった」と述べた長洲選手は、アスリートとしてだけでなく1人の女性としても大きな成長を遂げたようだ。失敗しても何度も這い上がり、困難な目標に果敢に立ち向かう彼女には“ファイター”という言葉がよく似合う。迫力あるトリプルアクセルで再び魅了してくれる日が、近いうちに訪れることを願ってやまない。

画像は『Mirai Nagasu 2018年2月24日付Instagram「Today wasn’t quite the performance I was going for but I have such a newfound respect for the Olympians all around me.」』『Adam Rippon 2018年2月13日付Instagram「Adam Rippon, Olympic Medalist sounds v cute」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

夢に向かって一緒に歩んできたアダム・リッポン選手と(画像は『Adam Rippon 2018年2月13日付Instagram「Adam Rippon, Olympic Medalist sounds v cute」』のスクリーンショット)

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