米国代表のフィギュアスケーター、アダム・リッポン選手(28)が五輪期間中に『NBC Sports』のレポーターをオファーされるも、辞退していたことが明らかになった。その理由が「アダムらしい」と話題を呼んでいる。
平昌五輪のメダル獲得数では苦戦を強いられている米国だが、今大会で一躍人気者となり、セレブらから熱いラブコールが絶えないアスリートがいる。フィギュアスケーターのアダム・リッポン選手だ。
スケート技術はさることながら、その美しいルックスと茶目っ気たっぷりなコメントやツイートで、リース・ウィザースプーン、ブリトニー・スピアーズ、サリー・フィールドといった“Aリストセレブ”たちをトリコにするアダム。
そんな彼を『NBC Sports』も放っておかなかったようだ。アダムは自身の競技を終えた後、同局にレポーターとしてのポジションをオファーされた。『NBC』と言えば現在、国内での五輪独占放映権を所有する米3大ネットワークの1つ。願ってもない機会と思われたが、アダムはこれをなんと辞退したのであった。その決断にいたった理由を18日、自身のツイッターでこう明かしている。
「『NBC』から平昌でレポーターとして働く機会をオファーされ、とても光栄に思っています。でもこのオファーを受けることは米国チームを脱退すること、そして選手村を離れなければならないことを意味します。それは僕の望むことではありません。今回のオファーを辞退せざるを得ませんでした。」
「米国チームの一員であること、米国を代表していることを誇りに思います。僕の出番の時には、チームメイトたちがそばで支えてくれました。だから今度は、僕が彼らのそばにいる番です。彼らとともに過ごす時間を、そして残りの五輪期間をとても楽しみにしています。米国チーム、万歳!!!」
これには「まだ五輪期間中なのに、選手に仕事のオファーをするなんて『NBC』は何様のつもりなんだ?」「五輪が終わるまで待てなかったのか?」という『NBC』に対する批判が相次いでいるが、今が“旬”のアダムだからこそ局側はこのタイミングで彼を起用したかったのであろう。
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