「治療を受けた病院へ戻って来ることができて、お世話になった人にも会えて本当に嬉しく思います。休学していた時には、自分が理学療法士になるなんて思ってもいませんでした。でも、子供の時からこの病院にいる理学療法士に会うのが楽しみでした。彼女たちは知識豊かで私をインスパイアしてくれるロールモデルのような存在です。私は実際に治療を受けた身なので理学療法がどんなものかを分かっているし、今後は自分がこの病院で経験した前向きな治療を他の患者さんにもしていきたい。ここはアットホームな職場だし、いつも来るのが楽しみです。夢が叶うことができて本当に嬉しい」と話している。
ローレンさんが子供の時に治療を担当した理学療法士のひとり、チャーリー・マーティンさんは現在も同病院に勤務しており、今度は職場仲間としてローレンさんを迎えた喜びをこのように語った。
「ローレンが理学療法士を目指しているのは知っていましたから、資格が取得できたことをとても嬉しく思っています。ローレンが成功したのはやる気と決意があったからこそ。彼女こそ私たちをインスパイアしてくれる存在です。」
なおローレンさんは他の病院へ移ることは考えていないようで、今後もイプスウィッチ病院で理学療法士のスペシャリストを目指してキャリアを積んでいく予定だという。
画像は『real fix 2017年12月5日付「22-Year-Old Returns To Hospital Where She Was Treated As A Child To Work As A Physiotherapist」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)