海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】生後10か月の赤ちゃんを死亡させたナニーに4年の懲役刑(英)

6月3日に「Old Bailey(中央刑事裁判所)」にて行われた裁判で、ヴィクトリアは「子供に怒ったりイライラしたことは一度もない」と主張し、「激しく揺さぶってはいない」とジョシュア君の死因とされる揺さぶりに関しては否定した。

判事は「被告は故意に男児を傷つけようとしたのではないが、カッとなったことで結果的には男児を死に至らしめてしまった」と述べ、陪審員らは7時間に及ぶ討論を行い、その結果ヴィクトリアには4年の懲役刑が科せられることになった。判決を聞いたヴィクトリアは泣き崩れたという。

英国児童虐待防止協会(NSPCC)のスポークスマンは「信頼され世話を任されていたにもかかわらず、男児に致命傷を与えました。ヴィクトリアの行動は、か弱い子供を安全に守り面倒を見るどころか命を奪うものであったのです」と述べた。また、ロンドン警視庁のイアン・ロット捜査官は「結果として小さな子供が命を落とすという究極の悲劇となってしまいました。ジョシュア君の家族を思わずにはいられません。陪審員が、被告はジョシュア君の死に深く関わっているとして今回の判決を下したように、我々も被告の有罪判決に満足しています」と話している。

画像は『The Guardian 2017年6月1日付「Nanny who shook 10-month-old baby to death jailed for four years」(Photograph:Central News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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