2月4日に放送された『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)には、他に福岡出身の芸能人として牧瀬里穂、カンニング竹山がゲスト出演した。「福岡 太宰府と言えばコレ!」というワードをそれぞれフリップで示すと牧瀬里穂は「家族と合格祈願の初詣」、カンニング竹山が「だざいふえん」と書いて太宰府天満宮に関係のあるエピソードを話す中、博多大吉は「おニャン子クラブ」だという。
1985年4月にスタートしたバラエティ番組『夕やけニャンニャン』から誕生したアイドルグループ・おニャン子クラブが大人気となった頃、中学生だった彼はその熱狂的なブームをリアルタイムで体験している。ある時、番組の中継で太宰府天満宮におニャン子クラブのメンバー数名がやって来た。彼女たちを一目見ようと情報を知った九州中のファンが集まり初詣以上の混雑となった。それだけの人数が押し合ううちに大きな石灯籠を倒してしまったのだ。
大吉は「大問題になった」と当時を振り返りながら「多分ですが、そこに集まった受験生は全員、その年は不合格だったと思う」と笑わせた。
2014年2月に福岡エリアで放送された博多華丸・大吉の冠番組『華丸・大吉のなんしようと?』(テレビ西日本)でゲストのタカアンドトシと太宰府天満宮を参拝したことがある。その際に境内の亀裂が入っている灯籠を案内してこの“おニャン子クラブ騒動”について話した。今回の『アド街』によると、現在は灯篭の亀裂も修復されたという。
太宰府天満宮とアイドルと言えば、2015年10月31日にももいろクローバーZがライブイベント『男祭り2015 in 太宰府』を開催した。特に騒動があったわけではないが、その前後は周辺の街が“ももクロ”カラーに溢れて賑わったものである。菅原道真公もそんな光景を楽しまれたのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)