エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】カンニング竹山 レギュラー出演増えるも“MCとの格差”にグチ

今春から朝の情報番組『白熱ライブ ビビット』のレギュラーに抜擢され、月曜コメンテーターとして出演しているカンニング竹山。本人によるとここ1~2年でやっとレギュラーとして出演する番組が増えたが、それまではゲスト扱いの単発出演ばかり。どんなに番組から声がかかっても、レギュラーとゲストでは収入面だけでなく現場での扱いも雲泥の差だという。

カンニング竹山は1971年生まれの45歳。相方が亡くなってからピン芸人として10年あまり、バラエティ番組を中心に活躍してきた。キレたり、弄られたりと芸の幅も広くトークも達者だが、なかなかレギュラー入りさせてくれる番組は無かったのだ。

4月12日放送のTBSラジオ『たまむすび』で、竹山はゲスト出演した番組で感じたことを口にした。いろいろな仕事場(テレビ局や外部のスタジオ)に出入りし、各所で働くスタッフの名前も大方知っているが、誰一人深い関係の人がいないのが辛いという。

竹山がゲストという立場を寂しく感じてしまう場面は、仕事を終えた出演者がスタジオを後にする時のこと。レギュラーであればプロデューサーやその下のアシスタントがエレベーターまで見送ってくれるが、竹山曰く「俺みたいな日払いで働いてるような人間」には誰もついて来てくれないそうだ。自分でエレベーターの行き先ボタンを押して静かに乗り込むらしい。

また同世代の芸人がMCの番組にゲストで呼ばれると、歴然とした立場の違いを思い知るのだという。MCは大勢のスタッフから労われ、場合によってはテレビ局の上層部の人まで見送ってくれる。もっと大物のMCになると、駐車場でも見送り人がズラリと並んでいるそうだ。

竹山は番組のスタッフに対して、ラジオで恨みつらみを吐いているわけでは無い。自ら芸能界は「弱肉強食」だと認めている。それでも正直に「羨ましいと思う」と言葉にする竹山。情報番組のレギュラーが増えている彼には、次のステップとしてレギュラーコメンテーターを経てのMC就任を期待したい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)