アイドルグループ・おニャン子クラブで活躍した渡辺美奈代が、ファンが開催しているイベントに初めて参加した。おニャン子クラブの解散から25年も続くイベントを体験して彼女も感激していた。
AKB48を総合プロデュースする秋元康が育てた伝説のアイドルグループ・おニャン子クラブが解散したのは1987年の9月20日だった。最後のライブ会場となった代々木第一体育館の周辺にその翌年から9月20日にファンが集うようになったのである。
やがてそのファン達の中で『おニャン子クラブ FINAL LEGEND 実行委員会』が設立され、同委員会が会場を手配してイベントとして定着。これまで代々木オリンピックプラザや代々木野外ステージなどを使用したが昨年からライブハウス「SHIBUYA BOXX」で開催している。
今年も9月20日には「SHIBUYA BOXX」にファンが集ったが、会員番号29番の元おニャン子・渡辺美奈代が参加して大いに盛り上がった。渡辺美奈代オフィシャルブログ『Minayo Land』でその様子が報告されている。
会場には映画館のようなスクリーンが張られておりそれを中心にライブのようにスポットライトが輝く。ファイナルコンサートの映像が流れると、ファンはおニャン子クラブ解散のあの日を思い出して、会場は涙と感動に包まれるのだ。
ファンでもあるスタッフはこのイベントを無料で行っており、資金はファンからのカンパでまかなっているという。参加するファンの熱意が25年間もこのイベントを支えてきたのだ。
昨年は国生さゆりと我妻佳代が参加したそうだ。今年は渡辺美奈代と共に、集まった多くのファンも良い思い出が作れたはずだ。
渡辺美奈代も「(25周年となる)素敵なイベントに呼んでいただきありがとうございます」と笑顔でファンと写った集合写真を紹介している。当然ながらAKB48のファンとは世代が違うことがわかる。おニャン子クラブの人気の根強さを感じさせる一枚である。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)