1980年代に一世を風靡したおニャン子クラブ。仕掛け人はAKB48の生みの親でもある秋元康だ。同級生感覚の大人数で構成され、AKBでもおなじみのソロやユニットなどのメンバーのバラ売りも行われていた。気になる彼女たちのギャラや印税、その辺の事情を新田恵利が暴露した。
9月21日放送の「爆!爆!爆笑問題 大同窓会!SP」での「ザ・ベストテン同窓会」コーナーでは、80年代に人気があった歌番組「ザ・ベストテン」によく登場していたアイドル達がゲスト出演した。おニャン子クラブからはツートップだった新田恵利と国生さゆりが登場した。おニャン子時代は犬猿の仲と噂されていたが、最近は一緒にメディアに登場することが増えた二人。当時のことを聞かれて「仲は悪くなかったけど」と新田が言うと「嫌いだっただけ」と国生が答えた。
気になる当時の収入についてひな壇ゲストのはるな愛が質問すると、「給料はそれぞれの事務所から支給されるけど、印税はソロでも頭割りだった」と、新田が告白した。今までそのことを知らなかった国生は「私か歌っていたのにどうして? 意味がわからない」と、納得できない様子だった。二人はソロ活動も多く、なかでも国生の「バレンタイン・キッス」は、今でもバレンタイン商戦の報道BGMや、アニメのキャラクターによるキャラソンとして歌われるなど人気がある曲である。相当な額の印税が頭割りされたことであろう。
さらに新田が「おニャン子でいちばん儲けたのは生稲晃子」と意外な内部事情を暴露した。事務所に所属しないフリーな時期にCMに出演した生稲が、一番得したという。
思わぬ暴露大会となった一幕であった。毒舌キャラとして定着した国生はともかくとしても、清純なイメージの新田から生々しいお金の話を聞かされて、かつて親衛隊に所属していたひな壇ゲストの土田晃之はどんな思いであっただろうか。それが気になるところである。
(TechinsightJapan編集部 大藪春美)