アンジェリーナ・ジョリー（アンジー）とブラッド・ピット（ブラピ）は実子3人、養子3人と幸せに暮らすおしどり夫婦と評判だったが、突然の離婚話に周囲も驚いたという。ブラピが長男マドックス君（15）を虐待したことにより、アンジーが怒りを爆発させたのが理由とも言われる。10月5日放送の『バイキング』（フジテレビ系）でもその話題を取り上げた。

ブラピが長男を虐待したというのは、プライベート機に家族で乗っている際に酒に酔った彼がアンジーと口論となった。2人を止めようとした長男にブラピが声をあげて振り払ったところ叩いたような形になったという。また同時にブラピに浮気の噂も浮上したが、お相手とされた仏女優マリオン・コティヤールは俳優ギョーム・カネの子を妊娠中であることを明かし疑惑を否定している。

そうした内容にMCの坂上忍はアンジーが離婚裁判で有利になるよう「あることないこと難癖つけているのではないか」と釈然としないようだ。さらにアンジーはブラピとの離婚について映画『ツーリスト』（2010年）で共演したジョニー・デップ（ジョニデ）に相談したとの情報がある。ジョニデはアンバー・ハードと離婚騒動の末、8月に離婚が成立したばかりだ。しかもその離婚の相談に乗っていたのがアンジーらしい。

坂上は「だとしたら、相当な性悪オンナになるよ！」とアンジーに悪いイメージを持っていた。そこに松嶋尚美が『ツーリスト』でアンジーとジョニデが共演して、ファンの間で2人がお似合いなのでくっつくのではと心配していた頃の噂を明かした。ジョニデは当時、ヴァネッサ・パラディと事実婚関係にあり子どももいたが、アンジーはそのヴァネッサに挨拶して家族ぐるみで交際を始めた。「ジョニデよりも先にヴァネッサと仲良くなった」というのだ。それを聞いた坂上は「そしたらもっと性悪だよ！」とさらに憤慨した。

それだけではない。アンジーがブラピとの離婚訴訟で雇った弁護士はジョニデとアンバー・ハードの訴訟でそれぞれを弁護した人物とも言われていることから、「その2人、裏でツーツーなのでは？」と坂上が疑うのも無理はない。彼は「（前々から）ジョニデが別れてアンジーとくっつくために壮大な計画があったのでは？」と深読みするが、ゲストの徳原弁護士から「それは考えにくい」「あれば、ハリウッドが映画にするでしょうね」と言われてしまう。

米国では親権は基本として両親が共同親権を持つが、アンジーが自分だけの親権を主張して揉めている。現在は一時的にアンジーが親権を持ちその期間で協議して解決しなければ裁判となる。アンジーとブラピに対する“親権における一時的な合意の条件”とは「アンジーが6人の親権を持つ」「ブラピは条件付きで子どもたちと会うことができる」「ブラピはドラッグとアルコールの検査を受けねばならない」「家族でカウンセリングを受けねばならない」というものだ。坂上忍から「ああ、日本で良かった」とため息が漏れた。

子どもたちは「パパと仲直りして、また一緒に暮らしたい」という気持ちを持っているそうだが、2度の離婚経験を持つゲストの奈美悦子は「女の人がいったんイヤだと言ってもとに戻ったのを見たことがない」と復縁はないと見ている。また、離婚経験1回の坂上忍は「男性からするとここまで向こうから言われたら、めんどくさくなっちゃうね。本当はそれじゃいけないんだろうけど」とブラピの気持ちを代弁していた。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）