1991年9月9日にSMAPがデビューして25周年となり、今年の“SMAPの日”は各地のCDショップでもコーナーを設けるなど大きな盛り上がりを見せた。さらにファンクラブ会員へは“25周年写真集『SMAP』”が郵送され9月中旬より順次届き始めた。

まるで図鑑のような分厚さと紙質の良さに驚くが、なによりデビュー時からのコンサート風景などを網羅した内容はSMAP25周年記念にふさわしいものだ。ただ、ツイッターでは「SMAPの25周年記念品写真集がハンパなく豪華すぎる！　ファンクラブで本当によかったと思える素晴らしさ… 解散悲しい…」と感動しつつ解散発表を思う複雑な心境がつぶやかれている。

「25周年記念ライブ見れなくて残念でした。 解散発表から今まで何故か実感無かったけど、これ見たら涙が止まらなくなってしまいました。 SMAP今までありがとう」、「スゲー分厚い写真集みたいなのが来た。SMAPからの最後の贈り物？ですか…」、「うるっとするものはあるけど、メンバーからのメッセージはなく、ただの写真集。25年超えの歴史の幕引きに、伝える言葉も音楽もないのか」と心から喜べないようだ。

その一方では、すでにネットオークションで転売されている。25周年記念ライブが実現していたらグッズとして販売される予定だったという説もあるだけに商品価値は十分だが「25周年写真集がヤフオクに出てた。ムッ！　何か寂しい」というのもファンとして正直な気持ちだろう。

SMAPが12月31日をもって解散すると発表したことで純粋に喜べない人が多いなか、“25周年FC限定写真集”に同封でもメンバーのメッセージがなかったのは残念だという声が目立った。12月21日にベストアルバム『SMAP 25 YEARS』の発売を発表したが、今回のようにメンバーが関わることなく進められるならばファンのわだかまりは残るのではないか。

出典：https://twitter.com/gkd_asahikawa
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）