明石家さんまがメインMCを務めるフジテレビ系の情報バラエティ番組『ホンマでっか!?TV』で系列局の人気番組『SMAP×SMAP』について心を痛める場面があった。SMAP解散の影響で同番組が終わればフジテレビにも大きな影響があると懸念してのことだ。
8月31日放送の『ホンマでっか!?TV』に言語コミュニケーション評論家としてアルモーメン・アブドーラさんが初登場した。環境評論家の武田邦彦さんがアブドーラさんについて「エジプトのカイロ出身で、今は東海大学の先生だけどね。彼はそれだけでなく天皇陛下と皇后陛下の通訳をするんですよ」と紹介した。
「そんな人がテレビに出ていいんですか?」と意外そうなさんまに、武田さんが「そう、なんでフジテレビに来たのかよく分からない!?」と応じたところさんまが敏感に反応する。
「“テレビ”言え! “フジテレビ”言うな! フジテレビそれでも大変やねんやから!」「スマスマどうすんのやろ」と嘆くようにうつむいてしまう。元フジテレビアナウンサーとしてその気持ちに共感したのだろう、加藤綾子アナが何か声をかけていた。
SMAPが今年の12月31日をもって解散することを受けて、フジテレビは8月17日に『SMAP×SMAP』を年内で終了することを発表した。また8月22日放送の同番組では冒頭に「今年の年末をもってファイナルを迎えることになります。最終回まで全力で番組を作ってまいりますので応援よろしくお願いいたします」とのメッセージを流している。
人気コーナーの“BISTRO SMAP”にはSMAP解散発表後も8月29日にリオ五輪・柔道金メダリストのベイカー茉秋選手がゲスト出演、9月5日には元大阪府知事・大阪市長の橋下徹さんが出演する。年末の放送までどのようなゲストを迎えるのか、あるいはSMAPと縁の深いタモリやさんまの出演があるかもしれない。
特にさんまはこれまでもSMAP解散に絡む発言が多く、共演すればSMAP自身からは話し難い内容も引き出してくれそうだ。12月31日までまだ期間があるだけにこのまま終わるのではなく、もう少しメンバー各自の思いを吐露してもよいのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)