橋下徹大阪市長が週刊誌で元愛人との関係を報道されたことに対して、デヴィ夫人が憤慨している。彼女はブログで週刊誌に告白した元愛人を名乗る女性に「水商売に関わる女性として“掟” 違反」と徹底的に非難しているのだ。
橋下徹大阪市長自身は今回の女性問題について事実関係を認めているものの「全部間違っているわけじゃないが、だからといって全部事実でもない」と話している。相手の女性が独占告白した記事は「橋下徹大阪市長はスチュワーデス姿の私を抱いた!」とタイトルがつくように生々しい内容だ。
その記事を読んで怒り心頭に達したのがデヴィ夫人である。ブログ『デヴィの独り言。独断と偏見』では7月20日に「橋下さん こんな事に 屈するな! 許せない 北新地の女」と題して告白した女性を非難している。
昔から水商売の女性は客のプライバシーを守るのが常識であり、それは例え引退しても守らねばならない。デヴィ夫人はそう説明すると「この女性は“掟” 違反です」と指摘するのだ。「プロ意識を持っている水商売の女性(銀座のマダム) は、このような女性を“恥だ”と言っています」とまで言い切る。
スカルノ大統領夫人となる前は赤坂の有名高級クラブに勤めた経験もあるデヴィ夫人から出た『“掟” 違反』の言葉だけに重たく感じられる。
一方で夫人は橋下市長については「人間的な所があったんだ」と擁護的だ。あのビル・クリントン元米大統領の女性問題でヒラリー夫人が夫を信じ続けた例を引き合いに出して「橋下氏は今の日本に必要な方です。気を強くもたれしっかり御主人を支えて差し上げて下さい」と市長夫人へも呼びかけている。
週刊誌に対して「こんなことで騒ぐ暇があったらもっと他にやるべきこと注目すべきことがあるでしょう」とデヴィ夫人は指摘する。確かに橋下市長には最優先すべき課題に集中して欲しい時期だけに女性問題で悩んでもらいたくはない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)