中東ドバイ（UAE）が誇る世界一ノッポなビル、「ブルジュ・ハリファ」から、命知らずの男2人がダイビングを試みた。パラシュートは開き安全な着地に成功するのであろうか。彼らのヘルメットに装着されたカメラがその一部始終を捉えていた。

相当な高度が約束される飛行機から飛び降りるスカイダイビングと異なり、パラシュートとともに高い崖や建造物から飛び降りる「ベースジャンプ」というスリリングなアクティビティ。こちらの画像は22日、『Skydive Dubai』さんが“Burj Khalifa Pinnacle BASE Jump”というタイトルでYouTubeに投稿した動画のスクリーンショットである。このほどドバイで「ベースジャンプ」の世界新記録が打ち立てられたそうだ。

「Skydive Dubai」がスポンサーとなっているスカイダイビングチーム“Soul Flyers”。そのFred FugenさんとVince Reffetさんが、高さ828mという世界一ノッポなドバイのビル「ブルジュ・ハリファ（Burj Khalifa）」からのベースジャンプを成功させた。2人はそれぞれ片足に赤い発煙装置を付け、ビルのトップに設置された台から息を合わせて飛び降り、手を組んで落下。途中でパラシュートを開かせ、着地も見事なものであった。3年前に初めてこのビルを見た時から、ここでダイビングするのはチームの夢だったとのこと。これまでの世界記録もやはりこの「ブルジュ・ハリファ」から生まれたが、別のダイビングチームによるもので、やや低い位置に台が設置されていた。

（TechinsightJapan編集部　Joy横手）