中東発!Breaking News

writer : shiina

【中東発!Breaking News】ギネス認定の「453個のピアスをつけた男性」、ドバイで入国拒否。

顔に170個、性器周辺に270個など合計453個ものピアスを身体中に開けており、「世界で最も多くのピアスを施した男性」として2010年にギネス世界記録に認定されたドイツ人男性Rolf Buchholzさん(53)。彼はその全身のピアスが原因で、ドバイの空港で入国を拒否されていたことが明らかとなった。

15日、ドバイの空港に到着したRolf Buchholzさんが入国を拒否された。その理由は、身体中のピアスが金属探知機に引っかかったというものではない。彼のピアスだらけの姿から、なんと黒魔術を駆使する魔術師と見なされたことが原因であるというのだ。

Buchholzさんもこの理由についてはドバイ側から知らされており、自身のツイッターで「俺は黒魔術師ということらしい。なんてバカバカしいことを考える奴らなんだ」と呆れたようにつぶやいている。

もっとも顔だけでも170ものピアスがあり、さらにインプラントで額に2つの角を生やしているBuchholzさんの外見は、やはり度肝を抜かれそうになる。ヨーロッパではピアスやタトゥーを全身にしている人は珍しくないが、それは世界の常識には当てはまらない。Buchholzさんを見たドバイの空港職員が、黒魔術師ではないかと考えてしまうのは無理もないことだろう。

「ドバイなんて二度と来ないよ!」とツイッターでつぶやいたBuchholzさんは、結局ドイツに送還させられてしまった。だが、彼の荷物だけは何故か留められており、未だBuchholzさんのもとに届いていないそうだ。

※ 画像はbbc.com/news/のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)