思い込みが激しい女性にもいろいろなタイプがあるが、攻撃的な態度、行動に出て非常に迷惑な事件を起こす者がたまにいる。まさに危険度Aというモンスター母の話題が米フロリダ州から飛び込んできた。『palmbeachpost.com』などが伝えている。

フロリダ州インディアンリバー郡のベロビーチで先月31日、「Vero Beach Elementary School」に通う女子児童の母親が学校の事務員にとんだ暴力を働く事件が起きた。暴行容疑で逮捕されたのはシーラ・デ・ヘスス容疑者（40）。ヘススは逮捕時にも噛むなどして保安官代理に抵抗し、その後も一貫して無罪を主張しているという。

事件当日の午後3時43分ごろ、保護者との連絡を担当する学校事務局の女性職員は「娘さんが体調不良を訴えているので迎えに来てほしい」とヘススに電話で連絡を入れていた。「仕事だから行けない」と非常に不機嫌な返答をしたヘススは「娘が体調を悪くしたのは学校のせい。ヘンなものを口に入れさせ毒殺しようとしたのだろう」と電話口で女性職員を口汚く罵ったという。

その後仕事を終えて学校に来たヘススは、事務室に入ると連絡を寄越した職員をつきとめた。するとその女性職員の髪をつかんで顔や頭を平手打ちし、左大腿部に噛みつき、爪で右腕に深い傷を負わせたという。学校側の配慮もあってかヘススの暴言暴力は傷害罪や不法侵入警告として扱われる様子だが、逮捕に抵抗したことから現在ヘススの身柄は拘置所にあり、保釈保証金は3千ドルと設定されている。

出典：http://www.tcpalm.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）