海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】「イスラム国(IS)」の脅威は次世代までも…。無垢な赤ちゃんに拳銃と手りゅう弾。

イスラム国のメンバーとみられる者によりTwitterに投稿された1枚の写真が大きな波紋を広げている。産まれて間もない無垢な赤ちゃんを“次代のジハーディ(聖戦士)”と呼び、その枕元に拳銃や手りゅう弾が添えられているのである。

このほどシリアの平和活動家グループは、テロ組織「イスラム国(ISIS・ISIL・Islamic State・ダーイッシュ 以下IS)」のメンバーと思われる人物が26日、頭の両脇に拳銃と手りゅう弾、そして顔の横にはISが発行した出生証明書という誕生まもない赤ちゃんの写真をTwitterに公開したことを伝えた。

「この子はいずれ、とんでもない危険人物になりますよ。私たちにではない、あなたたちにとっての危険人物にね。」

こんな言葉を添えて世間の人々を威嚇するIS。テロリズム研究の権威であるオーストラリア国立大学(Australian National University)のクラー・ジョーンズ教授はその心理について、豪メディア『Daily Mail Australia』に「次の世代も、またその次の世代もと、今後長きにわたりISは世界の人々にとっての脅威の存在であり続けると宣言したいのでしょう」と述べている。

昨年には小学校高学年ほどの少年がアメリカ製の突撃銃M16を構える写真を、そして今年3月には弾薬の詰まったチョッキを着せられた小さな赤ちゃんの写真を公開。ISは本当に幼い子供たちも兵士あるいは自爆テロ要員であるとする邪悪なアピールを続けている。またオーストラリア出身の残忍極まりないメンバー、カーレッド・シャローフに至っては昨年の夏、斬首したシリア政府軍兵士の頭部を7歳の息子に持たせて写真を撮影し、それをTwitterに投稿して世界中の人々を不快にさせた。カーレッドはいずれ祖国オーストラリアで聖戦を決行すると表明しており、幼い息子の心までもがその歪んだ思想に洗脳され、誤った闘志をみなぎらせていることがただ恐ろしい。

※ 画像はen.alalam.irのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)