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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】「イスラム国(IS)」を目指した英少女3人組、ついにキャンプ入りの情報。

先月中旬、トルコ・イスタンブールのバスターミナルでテロ組織「イスラム国」入りを目的に家を飛び出したとみられるイギリス人少女3人組の姿が確認されていたが、このほど「ついにシリアのキャンプ入り」との最新情報が伝えられた。

トルコ経由でテロ組織「イスラム国(IS・ISIS・ISIL・Islamic State・ダーイッシュ)」に参加することを目指していると疑われていたイギリスの15歳から16歳の少女3名。2月17日深夜、イスタンブールの「バイランパサ・バス・ステーション」発の長距離バスでシリア国境へ向かう様子を捉えた監視カメラの映像(画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット)が少し前に公開されたが、米メディア『nypost.com』はこのほど、ついに彼女たちが「イスラム国」の若手聖戦士を育成するキャンプに加わったことを伝えた。

少女はShamima Begumさん(15)、Amira Abaseさん(15)、Kadiza Sultanaさん(16)の3人。彼女たちはその後シリア領内にいるものとみられていたが、ムスリム(イスラム教徒)女性のための黒い衣服“アバヤ”に身を包むようになって以来、状況の把握は困難を極めていたもよう。そんな中、シリアのある有名な平和活動家団体が、シリア北部ラッカにある「イスラム国」のシャリア・キャンプに少女たちが到着したことを明かしたという。

そのキャンプは少年少女を対象に「イスラム国」の次なる聖戦士を育成する訓練所と位置付けられており、期間は45日あるいは20日の2コースが設けられているとのこと。武器に触れることと並行して徹底した“洗脳”が行われ、卒業した者は別のキャンプでその後3か月にわたり本格的に武器を使用する訓練を受けるそうだ。

“私たちのもとには世界各地からBegumさん、Abaseさん、Sultanaさんについての照会が連日のように入ってきますが、西洋から無数の若者がそのキャンプに参加している現状とあって、彼女たちを注目すべき特別な存在と捉えることはありません”とまずは断っているその情報筋。音楽を禁じるなど大変厳しいシャリア法を破る行為や謀反、脱走が見つかれば即座に処刑されるため、このキャンプを無事に卒業できる者は非常に少ないとしている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)