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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】エボラ出血熱空港スクリーニング、検査員の時給は2000円!(米)

米国の主要空港で、エボラ出血熱の感染者をふるいにかけるスクリーニング検査がスタートしたが、その検査員の賃金が思いのほか低いことが判明。「危険な仕事なのにこの時給で応募者が集まるのか」と話題になっている。

この仕事を時給2000円で引き受ける、これはもう医療に携わる者としての誇りに満ちた使命感というほかない。この画像は米メディア『nypost.com』が伝えているその記事のスクリーンショット。ニューヨーク州のジョン・F・ケネディ国際空港ターミナルでエボラ出血熱の流行国から到着した人々に対するスクリーニング検査が始まったが、その仕事にあたる職員の賃金が非常に低いことがわかったという。

米国政府は今、このJFK空港ほかニューアーク・リバティー国際空港(ニュージャージー州)、シカゴ・オヘア国際空港(イリノイ州)、ワシントン・ダレス国際空港(バージニア州)、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(ジョージア州)でこの仕事に携わる “Emergency Medical Technician”と呼ばれる職員を広く募集。それぞれに定める派遣会社を通じて登録するように呼びかけている。条件は空港近くに住んでいること。仕事の内容は西アフリカからの該当するフライトを利用して到着した人々の体温を個別に測定し、問診票をもとに必要であればさらなる検査を決定する。

たとえば、ニューヨークの救急隊員は時給に換算すると3,100円ほどである。エボラ出血熱流行国からの渡航者に対するスクリーニング検査に従事して時給2000円という賃金には、多くの人が「危険なのに安すぎる」と拒絶感を示しているもようだ。しかし、医療従事者の中には強い使命感を抱き、登録を検討している人も少なからずいるという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)