イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】カーダシアン家の人々、亡父の日記内容をメディアに売った最後の妻を訴える。

コートニー(33)、キム(32)、クロエ(28)、ロブ・カーダシアン(26)ら人気ファミリーの実父ロバート・カーダシアン氏は、2003年に死去。その後ロバート氏の最後の妻となったエレンさんが「ロバートの日記の内容はコレ!」とメディアに売り込みをかけ、とんでもない内容に大きな注目が集まっていた。そのあまりにも酷い行為に腹を立てたカーダシアン家の人々は…。

ロバート・カーダシアン氏(享年59)は生前、凄腕の弁護士、またビジネスマンとして大活躍していた。キムらの母クリス・ジェンナー(57)とは1990年に離婚しているが、その後二度結婚。うち最後の妻エレンさんがロバート氏の遺した日記の内容をメディアに売りつけ、カーダシアン家の人々を激怒させてしまった。

その日記には、「クリスは子供時代のキムやコートニーに暴力をふるうなど虐待行為をしていた」、「クリスはデートの間、ロブを車に閉じ込めていた」などと書かれていたといい、メディアは大きく報道。これをカーダシアン家の人々は「デッチ上げだ」と主張し、怒りをあらわにしていた。

この件について、カーダシアン家の人々はエレンさんを訴えることを決意。「父が自分たちに遺した日記の一部を違法にメディアに売っている」、「これは著作権侵害にあたる」と主張しているという。また家族は日記と家族アルバムの返却に加え、賠償金の支払いもエレンさんに求めているとのこと。卑劣な行為で一儲けしたエレンさんだが、それ以上のお金を失う結果になりかねない状態を招いてしまったようだ。

だがやはり気になるのは、日記の内容がどこまで事実であったかという点である。姉妹らの代理人は「このような日記の存在は知らない。これらの非難はナンセンスだし事実でもない」と騒動が勃発した直後にコメントしていたが、エレンさんは以下のように語り反論していたのである。

「彼女たちのお父さんの手書きの日記を(雑誌社に)渡しただけのこと。私に遺されたものだから、どうしようと勝手よ。ロバートだって気にしなかったでしょう。」

今回の訴訟でクリスは原告のひとりとなっているが、エレンさんを「名誉棄損」で訴えているわけではないと芸能サイト『TMZ』は報じている。メディアに売られた「虐待説」がウソならば「名誉棄損」を訴訟理由のひとつにしてもよかったはずだが、それを争点にしなかったのはどうしてなのか…。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)