『トランスフォーマー』シリーズで人気を博した俳優シャイア・ラブーフ(26)は、現在ハリウッドで稼いでいるお金を元手に、将来は意外なビジネスでの成功を夢見ているようだ。
芸能情報番組『E!』によれば、俳優シャイア・ラブーフは現在交際中のガールフレンドとともに、カリフォルニア州カンブリアで「アクアポニックス・ファーム」を展開したいという野望を抱いている様子だ。彼は真剣な面持ちでこう述べている。
「僕とガールフレンドは、いずれはカンブリアでアクアポニックス・ファームを建設したいと考えているんだ。」
アクアポニックスというのは、アクアカルチャー(魚の養殖)とハイドロポニックス(水耕栽培)の合成語。アメリカで生まれて何十年という研究の歴史を持つ、土も農薬も使わずに魚と植物を育てるシステムである。仕組みは、魚の養殖に利用された水を水耕栽培に再利用し、その水を浄化して再び魚を育てるという、池とプランターの間を延々と巡る水の循環システム。また害虫駆除は益虫の仕事であり、それらも魚のえさにされるというエコでオーガニックな世界。新ビジネスとしても熱い注目を浴びているようだ。
「結婚したらアクアポニックスで一旗揚げたい。だから魚の養殖、水耕栽培、生態系、よい水作り、そんなものを今一生懸命に勉強しているんだ。育てるのは12匹の大きなナマズかな。このシステムなら、真冬にもきゅうりを食べられる。シーズンに関係なく永遠に魚と野菜や果実が手に入るわけだよ。」
それはそれは! 是非とも頑張って一旗揚げて頂きたいものである。ちなみにラブーフのいうガールフレンドとは、昨年から交際を続けて来たアジア系スタイリストのキャロリン・フォーさん。昨年8月に2人はパーティ会場で大喧嘩を繰り広げたが、その際ラブーフは口いっぱいに水を含んでフォーさんの足元に吹きかけた。水で事業を起こそうという人間の割に、彼は結構水を粗末にしているようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)