イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】マイケル遺児パリスちゃんがトーク番組に出演。「マスクを着けるのは私もイヤだった。でもパパは…。」

ハワイからの帰国が遅れ、リンジー・ローハンが人気トーク番組『エレン・デジェネレス・ショー』の出演をすっぽかしてしまったことを先にお伝えした。そのピンチヒッターとして番組に急きょ呼ばれたのが、間もなく女優デビューする故マイケル・ジャクソンの長女、パリスちゃんであった。

パリスちゃんは黒いハットがクールなパンツスタイルで出演したが、受け答えのしっかりとした雰囲気は、ダレ気味の女優に「少しは見習え」と言いたくなるほどの行儀の良さである。15日の放送を前に、トークの内容が少しばかり漏れているようなのでご紹介したい。

普段の生活について、「学校が楽しくて仕方がない。友達の間では互いのファミリーのことなんてまるで関心がないから、唯一 “私も普通の女の子なんだ” って感じられる場所よ」と語ったパリスちゃん。普通の女の子としての学校生活が確保されている様子だ。エレンはまた、マイケルの子供3人がマスクを被って歩いていた幼い日々のことについても触れた。

エレン「マスクを被る日々って、ヘンな感じだったでしょう? あなたのパパは、必死になって子供たちの顔を隠すようにしていたものね。子供には少しでも普通の暮らしをさせてあげたい。だからその顔を誰にも覚えさせたくないっていうのがパパの思いだったのよ。覚えている?」

パリス「ええ。私は “こんなのバカげている。なんでマスクなんて被るわけ?” と反抗的だったの。でも大きくなるに従って分かって来たわ。パパは自分でも言っていた通り、とにかく私たちを懸命に守ろうとしていたのよね。」

マイケルの死後ほどなくして行われた追悼式では、まだ11歳だったパリスちゃん。“最高に優しいパパ。本当にパパを愛していたの” とマイクに向かって話すと、しゃくりあげてしまった。マイケルが子供たちを心底可愛がっていたことは疑う余地もない。パリスちゃんはエレンに、そんなパパとの最後の会話を教えてくれた。

「パパはこう言ったわ。“もしも明日パパが死ぬようなことがあっても、パパがこれまでお前たちに話してきたことをいつまでも覚えているんだよ” って。私はパパのアドバイスを大切にしているの。その言葉はどれもこれも絶対に忘れないわ。」

悲しいほどの醜聞と、輝かしすぎる功績を残したマイケル・ジャクソンという音楽界の稀有の天才を父に持ち、成人すれば莫大な遺産を相続することになっているパリスちゃん。しかし彼女は、2013年公開予定のファンタジー映画『Lundon’s Bridge and the Three Keys(原題)』で女優デビューする。実力でキャリアを築きたい様子だ。天国のダディの「頑張っているね、えらいよ」という優しい声が、パリスちゃんの澄んだ心にはきっと届いているに違いない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)