移動のため、ミネソタ州ミネアポリスからロサンゼルス行きのデルタ航空便に乗っていたギタリストのスラッシュ（46）が、飛行機のトイレが詰まってしまい、ユタ州に緊急着陸するはめに。途中、ちょっと臭いフライトを我慢していたようだ。

2日、セルビア共和国での仕事を終えてミネアポリスに飛行機でたどり着き、国内線に乗り換えロサンゼルスに向かったスラッシュ。そこで、搭乗したデルタ航空機のトイレが空の上で詰まり、流れなくなってしまった上に、逆流したのだという。

搭乗客の一人は芸能サイト『TMZ』に、「機内は臭っていました。また、フライトアテンダントが流れなくなったトイレのドアに立っていて、搭乗客に大きい方の用を足さないように、伝えていました。」と語った。また、機内では、トイレが使用禁止になった旨のアナウンスが流れた後、飲み物のサービスが中止されたという。用を足そうとする人を少しでも減らそうとする、苦肉の策だったに違いない。

その後飛行機は、ユタ州のソルトレイクシティに緊急着陸。そこでトイレの問題を無事修理したとのことだ。スラッシュは夜、ロサンゼルス空港に到着してこうツイートした。「セルビアを朝8時に出発して、LAに着いたのが午後10時30分。飛行機の遅延にトイレが壊れたり何だり…。ああ、デルタ航空を愛してるさ。」

乗客達は、一人一人が100ドル相当のお詫びバウチャーをもらい、飛行機を後にしたらしい。機内ではフライトアテンダントがトラブルに上手く対処したため、大きなトラブルには至らなかったようだが、スラッシュもとんだトラブルに巻き込まれたものだ。
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）