6月30日から今月10日まで、カナダと米国を訪問していた英ケンブリッジ公ウィリアム王子およびキャサリン妃。慰問あり、チャリティ・イベントあり、ハリウッドのイベントありと、若々しく美しいお二人らしい王室外交を果たされたが、ブリティッシュ・エアウェイズによる帰国のフライトではちょっとしたトラブルが発生していたようだ。
天候の影響やエンジントラブルなどによるひどい遅延が発生した場合に備え、マイレージ、空港で使える食事券、宿泊など内容は色々であるが、航空各社は既定の「お詫びバウチャー」を用意している。
機内でのトラブルと言えば、大概は客室乗務員が誤って食事のトレーをひっくり返したり、飲み物をこぼして乗客の衣服を汚すというケースであろう。これに対してもそれなりの措置が取られる。
10日、ロサンジェルス国際空港からご夫妻をファーストクラスに乗せてロンドンへ飛び立ったブリティッシュ・エアウェイズのフライトは、飛行時間が10時間以上もあるというのに座席の液晶モニターが使用出来なかったそうだ。
BA社の広報担当者は「該当するすべてのお客様にお詫びのバウチャーをお渡しすることになります」と話しており、他の乗客と同じようにご夫妻にも200ポンド(日本円で約25000円)相当の「お詫びバウチャー」をお渡ししたそうだ。
そのバウチャーを利用し、空港の売店でほんのチョッと買い物をしてコーヒーでも、などということがもう出来なくなってしまったキャサリン妃。激ヤセも心配されている中、いよいよ公務の内容も濃くなって来た。今の素敵な笑顔をいつまでも失わないで頂きたいと願うばかりである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)