エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「速読はまず全体像をつかむ」。勝間和代の常識がタモリに通じず爆笑。

経済評論家の勝間和代氏(42)がテレビ「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに初登場した。タモリも感心する波瀾万丈な人生を送る彼女が得意とする速読について語った。

勝間和代氏は経済評論家というくくりでは収まらないエネルギッシュな女性である。7月1日の「笑っていいとも!」では右手を骨折した状態で登場した。彼女によると5月にバイクの大型免許を取得し、850ccのバイクに乗っていて転倒してしまったそうだ。修理に持って行ったバイク屋が「このバイクに乗っていた人が、なんでピンピンしてここにいるの?」と驚いたほどひどい事故だった。右手骨折で済んだのは彼女の強運によるものだろうか。

そんな勝間和代氏は年間500冊を読むほどの読書家でもある。なぜそんなに読めるのかタモリが尋ねると「速読」するのだと彼女はその方法を説明した。勝間流の速読とはまず文字を読む前に全体像をつかみ、どういうことを著者と会話するかをとらえるのだ。「この人どういう話をしたいの?」と決めてからとりかかると彼女が言うと、タモリが「どうやって決めるの?」と尋ねた。彼女は「目次とかタイトルとか著者のバックグラウンドをつかんで決める」と説明して「タモリさんも今日、私と何の話をしようってあらかじめ、ある程度決めていらっしゃいますよね?」と確認すると、意外にもタモリは「いや、全然決めてない!」とキッパリと答えたのである。まったく自分の論理が通用しないタモリに勝間氏も「ハハハハハ! だから本を読むのが遅いんですよ!」と手を叩いて笑っていた。

本を読むのが遅いというタモリは、それでも勝間氏の話す速読の方法を真剣に聞いていた。「あらかじめバーッと全ページめくってみる」と彼女は続けた。それから改めて読み出すと内容がよくわかると言うのだ。「つまらないと、読むのを止めていい」という彼女の言葉にはタモリも「そうなんだよ、止める勇気がないんだよね」とくだらない本もあると共感していた。勝間氏はそのことについて、2~3ページで面白いかどうか分かるのでつまらなければ置いておき、5年後くらいに読むとまた違う目線で読めることもあると話した。

今回、勝間和代氏をテレフォンショッキングに紹介したのは小説家の林真理子氏であり、その前は女優の黒木瞳だった。勝間氏によると3人の子どもが同年齢でママ友として交流しているそうだ。特に林氏は勝間氏を合コンに誘うなど活発に行動しているようでAKB48や松本伊代のコスプレ写真も公開していた。仕事の関係や番組宣伝でなくママ友で友達の輪がつながるのは珍しい。ただ、勝間氏が次に紹介したのは経済評論家の森永卓郎氏で再び同業つながりとなった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)