経済評論家の勝間和代氏(42)が23日夜、バイクで転倒事故を起こし右手首骨折の全治2~3か月の重傷を負ったことを、自身のブログ「勝間和代公式ブログ:私的なことがらを記録しよう!!」で明らかにしている。
ブログによると大型バイクで帰宅途中にワゴン車を避けようとして、転倒したらしい―ということである。「らしい」というのは車とぶつかった時の記憶が彼女には無く、気がついたら路上に倒れバイクは5メートル先に吹っ飛んでいたのだ。自宅に近い場所だったので周りの人に手伝ってもらいながらバイクを起こし、なんと乗って帰ったという。
自宅に着いた途端に右手首が尋常でない痛みに襲われ、それからタクシーで救急病院に向かい診察を受けた勝間氏。その病院では応急処置を施し、翌日に整形外科の専門医に診てもらったところ「全治2~3か月」と診断されたそうだ。
普通なら「しばらくブログは、お休みします。」というところ。だが勝間氏はここからが、本領発揮である。着用していた防御プロテクターやヘルメットの破損具合、プロテクターが入ったものにしていれば―と唯一心残りのメッシュのグローブなどの写真をブログにアップし、事故の検証に入っているのだ。「すごい」の一言である。また、すぐにバイクの修理代金の見積もりを依頼し、事故車を見た担当者が「このバイクの持ち主が、普通に電話で話しているのが信じられない。」と驚いたくらいの壊れ方だったとブログには書かれている。勝間氏がターミネーターに見えてくる。
確かに医者からは「右手の指は、動かすように。」と言われたそうだ。しかし事故後のブログには、事故にあったからこそお薦めの本の紹介やら、事故の教訓を箇条書きにした長文、ブログへのコメントに対しての追記など、めまいがしそうな内容である。そんなパワフルで前向きな勝間氏でも、「骨折は痛い。」とのこと。記者はなぜか、その一言に安心したのであった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)