発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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昨年にドイツで行われた世界陸上競技選手権ベルリン大会の女子800メートル走金メダリスト、キャスター・セメンヤ(Caster Semenya)を憶えているだろうか? 昨年、金メダルに輝いた後の性別テストの結果で騒がれたが、11ヶ月後にようやく復活、先月フィンランドですでに2つの競技において優勝している。
19歳のセメンヤは、女性として再び走り出した。昨年、ベルリンで優勝した際の性別検証テストで両性具有の可能性が高いと騒がれ、会見の際でも終始クールな表情を保っていた彼女だった。しかし、精神的にはかなりダメージを受けていたようで11ヶ月もの間練習をしていなかった。
一時はこのまま引退するかと思われたセメンヤだったが、今年の6月ごろから少しずつ走ることをはじめた。そして、フィンランドでの陸上大会で800メートル走を2分2秒41という2位を2秒ほども引き離す速さで優勝した。
セメンヤは「これからもっともっと練習をして次の試合での優勝を狙う」と今後へのやる気をみせていた。
今後、8月22日に屈辱のベルリンで行われる陸上大会で走ることが決まっているが、IAAFではセメンヤ選手に対して試合前に性別検査を受けるよう要求している。さらに9月にはケープタウン、10月にはインドで走ることも決まっている。
南アフリカ陸上競技会(ASA)は、2011年に韓国で行われる世界陸上競技選手権大会に向けて、320名以上のコーチやスタッフと選手の選別を含めた話し合いを今週ブルームフォンテインにて行う予定だ。
南アフリカを代表する女性選手として、更なる活躍を期待する。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)