イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】5歳上の兄ティト・ジャクソン涙の告白、マイケルは食物よりも薬を信頼か。

「ジャクソン5」の時代には、5歳年下の故マイケル・ジャクソンとは顔のつくりがよく似ていると言われ、現在はギタリストとしてR&Bやブルースの世界で音楽活動を続けているティト・ジャクソンが、弟マイケルの薬物使用について、一度だけきょうだいが激しくマイケルを問い詰めていたことを英紙に告白した。

マイケルは幼くして厳しいレッスンを受け、「ジャクソン5」としてデビューさせられたという経緯もありファミリーは頑張るマイケルをとても大切に思ってきた。成長後の彼はソロ活動でも爆発的な人気を誇り、ハード・スケジュールの中、肌の色が徐々に白くなり、整形手術で顔も変わるようになると、当然のようにきょうだいらは心配した。

ある時、マイケルに関して医者通いがやけに頻繁になり、薬物に手を出しているのではないかとする報道があることを知り、きょうだいは揃ってマイケルのネバーランドの家に押し掛けたと、ティトはこの度英「デイリー・メール」に告白している。

「処方薬である強い鎮痛剤を乱用しているという噂に、私たちは大変慌てました。マイケルの家では、子供たちに分からないような非常にプライベートな部屋に通され、そこで私たちはマイケルと真剣に話を持ちました。」

「私たちは何度も彼に、その噂は本当なのかと厳しく問い詰めましたが、マイケルは、ゴシップ報道に過剰に反応してはダメだよと笑い、薬については否定するばかりでした。」

「マイケルは昔から、家族の中で不思議なパワーを持った子でした。彼がこうだよと言うと、周囲はなぜか、マイケルがそう言うのだからそうなんだと納得してしまい、物事がスムーズに前に進んだものです。」

「でもその時だけは、私たちはマイケルを信じることが出来ませんでした。とは言え、きょうだいの中で誰ひとり薬の瓶注射器を見たとか、マイケルの様子がおかしいと感じた者はおらず、マイケルは自分の中のそうした一面を家族に悟られないよう、かなり慎重に薬を隠していたのだと思います。」

また、いつまでも若い青年のように細身でいるマイケルについて、ティトは彼の偏食を説明した。

「マイケルは幼い頃から、根っからのベジタリアンでした。たくさんの人参を食べた時などは、手が少しオレンジ色になってしまいましたからね。彼はその後も、肉やお酒を避け、上質な果物、野菜で作ったジュース、ヘルシーな食材しか摂ろうとしませんでした。」

マイケルは、この世で人間として生きるには、あまりにも繊細でもろかったということであろうか。自身の身体の不調を整えるために、栄養のある食べ物に頼らず、きょうだいの心配の声も聞かず、医師らの処方薬を信じ切っていたことが悔やまれてならない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)