赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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いよいよ米国政府も動き出した。現在調査中のマイケル・ジャクソンの死因について、有力視されている強い鎮静薬PROPOFOL(プロポフォール:商品名はディプリバン)について、米国政府機関は現場の医療機関に対し、今後の管理と使用に厳重な注意が必要と呼び掛けている。
フロリダ、アリゾナ、ミズーリ各州のFDA(アメリカ食品医薬品局)と、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は、州内の医療機関に対し、強い鎮静薬PROPOFOLに、心臓を弱らせ停止させることもあるという重大な副作用を再確認するよう警告を発した。
さらに徹底した薬剤管理のもと、専門医による監視の中、麻酔導入薬として病院内でのみ使用する薬であると認識するよう訴え、PROPOFOLを製造し、供給してきたカリフォルニア州アーヴァインにある製薬会社も、無償での回収に応じたいと発表している。
ただし、いずれの機関も製薬会社も、このPROPOFOLについて現在報道されているような、マイケル・ジャクソンの死との関連性については一切触れていない。
米国政府機関であるFDAとCDCは、この薬が全米の医療機関に供給されていることから、他州でも速やかに同様の警告を発するよう、緊急通達を出している。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)