writer : ac
5年前からタバコの代替品と言われる“ベイプ”を愛用していたショーンさん。健康には自信があったが、5年間朝から晩まで吸い続け、肺に異常が現れた
肺の一部に穴が開き、肺がしぼんでしまう気胸を起していたショーンさん。ニューハンプシャー州のコンコード病院で胸にチューブを挿入し、肺から漏れ出した空気を脱気する胸腔ドレナージの治療を受けた
医師が胸腔カメラで映し出した肺の映像。ピンク色の肺の表面に、まるでカビでも生えたかのように黒い点が見られるもので、医師には「肺がベイプで損傷を受けてしまった。これは肺に炭粉沈着が起きたもの」と言われたという
ジムで週に7回は身体を鍛え、自分の心肺機能は誰よりも高いと思っていたショーンさん。「ベイプを使っても自分の肺は大丈夫」と過信していたという
総合格闘技(MMA)の練習に情熱を燃やしていたショーンさん。普通の生活を送るには1か月が必要で、9キロ(20ポンド)以上の物を持ち上げることができず、MMAの練習は先送りし、仕事も休んでいる