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writer : ac

【海外発!Breaking News】舌が緑に変色し、毛が生えたような64歳喫煙者「それでもタバコはやめない」(米)

医学雑誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(The New England Journal of Medicine)』に今月6日、舌が緑色に変色し、毛が生えたようになった米オハイオ州の64歳喫煙者のケースが掲載された。いったい何があったのか。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。

舌は健康のバロメーターなどと言われるが、通常はピンク色の舌が黒や緑に変わったらギョッとするだろう。米オハイオ州に住む64歳の男性もそんな一人で、舌が鮮やかな緑色に変わって2週間後、かかりつけ医のもとを訪れた。

当時の写真では、舌の表面の3分の2以上が緑色で、毛が生えたように盛り上がっているのが分かり、医師は男性が喫煙者であること、診察を受ける約3週間前まで歯周病の治療で抗生物質「クリンダマイシン」を服用していたことなどから「毛舌」と診断した。

毛舌とは、舌の表面の突起である舌乳頭(糸状乳頭)が長くなり、毛が生えたような状態になる疾患で、痛みや自覚症状はないという。抗生物質やステロイドの長期使用、脱水、口腔内の不衛生、喫煙などが原因で引き起こされ、「アメリカ口腔内科学会(American Academy of Oral Medicine)」によると、約13%の米国人が発症し、患者は女性より男性が多く、高齢者のほうがかかりやすいという。

舌は黒に変色することが多いものの、男性のように緑色になったり、茶色、黄色などに変わることもあり、味覚に変化が生じたり、舌表面などに細菌の繁殖が起こりやすくなるため口臭の原因にもなる。

この男性は医師に、

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