ヘンリー王子とメーガン妃が丸いテーブルに隣同士に座り、ディスカッションに参加する場面を捉えたものだ。
メーガン妃の腕は王子の左肘とその前に置かれたグラスの横に位置しているため、この部分が切り取られたと考えることもできる。ヘンリー王子の右隣には女性が座り、手前には王子と向かい合って座る人物の腕が見えている。
王室が公開したシングルショットと比較しても、ヘンリー王子はまったく同じポーズと表情をしているのが確認できる。これによりSNSでは、王室が意図的にメーガン妃の姿を切り取ったという憶測が広まった。
その噂に対し、英メディア『The Independent』は16日、王室側が写真の加工疑惑を否定したと報じた。
王室の広報担当者によると、2018年の同じ日に、メーガン妃を入れた全体写真とヘンリー王子がトリミングされた写真の2枚が、プレス協会によって写真画像代理店にアップロードされたという。そして、王室は公開した画像に加工など加えておらず、受け取ったままの形式で使用したと説明した。
なお、王室がSNSで公開した写真に加工疑惑が浮上したのは、今回が初めてではない。
今年3月には英国で母の日を迎えたことを記念し、キャサリン皇太子妃がケンジントン宮殿の公式SNSで親子写真を披露した。ウィリアム皇太子が撮影した写真は、英ウィンザーにある自宅テラスで、キャサリン皇太子妃、ジョージ王子(11)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)が寄り添う姿を捉えていた。
すると、一部のフォロワーから写真が不自然だと指摘する声があがり、大手通信社らが写真加工を懸念して掲載を取り消した。
後日、キャサリン皇太子妃は写真に加工を加えたことを認め、公式SNSで謝罪の意を表明した。
画像は『Clarence House Instagram「Today The Prince of Wales hosted a meeting in London to discuss how organisations can work to improve coral reef health.」』『The Royal Family X「Wishing The Duke of Sussex a very happy 40th birthday today!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)