ヘンリー王子の誕生日を祝って英王室が王子の写真をSNSに公開したが、その写真に加工疑惑が浮上した。王子の隣にメーガン妃が写ったオリジナル写真の存在が判明したため、メーガン妃の姿を意図的に切り取ったという憶測が広がった。後日、王室は疑惑を否定し、2枚の写真が存在すると伝えた。過去にはキャサリン皇太子妃が母の日に公開した写真に加工疑惑が浮上し、皇太子妃が加工を認めて謝罪するという騒動になったことがある。
ヘンリー王子が40歳の誕生日を迎えた15日(以下、現地時間)、チャールズ国王とカミラ王妃はバッキンガム宮殿の公式SNSを通して、王子の写真と祝福メッセージを公開した。
写真は、ヘンリー王子が王室メンバーとして活動していた2018年7月11日、メーガン妃とアイルランドの首都ダブリンにある「デジタル・ドックランズ」を訪問時に撮影された。グレーのスーツを着た王子がテーブルの前に座り、大きく微笑む姿が写っている。
この投稿の2時間後、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃がケンジントン宮殿の公式SNSを通して、同じ写真を共有した。
王室上級メンバーが公務を退いたヘンリー王子の誕生日を公式SNSで祝福するのは、2021年以来のことだ。父や兄との確執が続いているヘンリー王子に対し、温かな手が差し伸べられたと思われた。
しかし、この写真にはオリジナルが存在し、ヘンリー王子の隣にはメーガン妃が座っていたことが明らかになった。
複数の現地メディアでは、フォトグラファーのジミー・レインフォード氏が撮影したオリジナル写真を掲載した。その写真は、