動物たちへの餌やりが可能なインドネシアのサファリパークで先月、来園客がカバの口にビニール袋を投げ入れた。当時の様子はカメラが捉えており、今月になってXで拡散すると怒りの声が相次いだ。インドのネットメディア『India Today』などが伝えた。
インドネシア西ジャワ州ボゴールにある「タマンサファリ」は、首都ジャカルタから日帰りで行ける動物園として人気である。同園の売りは、広大な敷地に放し飼いになっている動物たちを車から観察できるサファリパークで、ニンジンやバナナの餌やりが可能だ。
そんなサファリパークで先月20日、カバの口に車内からビニール袋を投げ入れる様子が捉えられ、今月になってXでシェアされるとメディアが取り上げて炎上した。
動画では、シルバーの車がカバ池にいるカバのすぐ近くに停車し、男が車窓からニンジンを握った右手を出しているのが見て取れる。
男はニンジンをカバの頭の上で振り回しているものの、からかっているのかニンジンを与えようとしない。そしてカバが「餌をもらえる」と期待して口を大きく開けたところ、車内からビニール袋が投げ入れられ、カバの口の中にスポッと納まった。
一方で男がその後放り投げたニンジンは、カバの口には入らずに池に落ちてしまった。カバは当初、ビニール袋を飲み込むべきか躊躇していたが、