イギリスで、顔の皮膚のたるみにより呼吸が困難だったブルドッグが、フェイスリフトによってスッキリとした顔立ちに変貌したことが話題となっている。ブルドッグは動物保護団体に保護されたことで健康を取り戻し、新しい生活への一歩を踏み出すことができたようだ。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。
昨年9月、英国動物虐待防止協会(RSPCA)が2歳のメスのブルドッグを保護した。ブルドッグは“ツナ(Tuna)”と名付けられ、獣医のもとで健康診断を受けたところ、呼吸が困難な状態で手術が必要なことが判明した。
ブルドッグやパグといった短頭種の犬は平らな顔に品種改良されたことにより、呼吸に問題が生じることがあるという。ツナにおいては就寝時に呼吸がしやすくなるよう、枕に頭をのせて眠らなければならなかったそうだ。
英バッキンガムシャーにあるRSPCAの保護施設「ブラックベリー・ファーム・アニマルセンター(Blackberry Farm Animal Centre)」に勤務する動物看護師のキャサリン・マリングさん(Katherine Maling)は、ツナの苦しみを取り除き、生活の質を向上させるために手術の手配をすることにした。キャサリンさんは、