大幅な減量に成功したイギリス在住の男性の動画が、SNSで注目を集めている。男性は外出がままならないパンデミックの時期に体重が317ポンド(約144キロ)まで増加してしまい、当時交際していた女性に振られてしまったという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えている。
英ロンドンでパーソナルトレーナーとして働いているニトゥン・パヴィラジャシンガンさん(Nithun Puvirajasingam、27)は、今でこそ引き締まった身体でクライアントのパーソナルトレーナーをしているが、自身の肥満が理由で恋人に振られてしまった過去があるという。
もともとスポーツが好きなニトゥンさんは、スポーツジムに通いラグビーで身体を鍛えていたものの、3年前のパンデミックの時に自宅にこもりっきりの生活をしていたことで220ポンド(約99.8キロ)だった体重が317ポンド(約144キロ)まで増えてしまった。
そんな中で交際していた女性が、食べてばかりの毎日で体重が増え続けるニトゥンさんを見かねて、彼のもとを去ってしまった。ニトゥンさんは、英ニュースコンテンツ配信メディア『SWNS』に対して当時のことをこのように語っている。
「友人にも家族にも会わず、ただ彼女と一緒に家にいてほとんどの時間を食べて喫煙する生活を送っていました。それで体重がどんどん増え始めたのです。」
「彼女は私が食べ続けて自滅するのを見たくなかったんです。当たり前のことですよね。彼女は『あなたが変わらないのなら別れるわ』と言い出したのですが、結局、私は自分を変えることができなかったのです。」
恋人に振られ、絶望の中にいたニトゥンさんはいつもネガティブで、自分の身体を隠すためにいつもサイズが大き目のジャケットを着用し、