体重が22ストーン(約140キロ)もあったイギリス在住の女性が、わずか1年3か月で約70キロの減量に成功した。小学校の教師として忙しい日々を送っていた女性は2年前、新型コロナウイルスに感染し入院した際、脳に複数の血栓があることが判明した。その原因について医師から「病的な肥満が原因だろう」と告げられた女性は、ダイエットを支援する組織「スリミング・ワールド(Slimming World)」に入会したという。そしてテイクアウトやレトルトの食事から野菜中心の自炊メニューに切り替えたところ、体重だけでなく食費の節約にも繋がったそうだ。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。
英ロンドンのウォルサムストウで暮らすケリー・ヘイズさん(Kerri Hayes、42)は、わずか1年3か月で体重22ストーン(約140キロ)から11ストーン(約70キロ)の減量に成功した。
これまで長年にわたり体重を減らそうとしていた彼女だが、小学校の教師として忙しい日々を送っていたため、成功することはなかったという。
しかし新型コロナウイルスに感染して重症化し、入院したことをきっかけに本格的にダイエットに取り組む決意をした。
ケリーさんはその理由についてこのように明かしている。
「2021年1月に数日間入院した際、医師から重症化したのは体重のせいだと言われました。そして様々な検査を受けた結果、脳に複数の血栓があることが判明し、そのうちのいくつかが出血していたのです。当時の私の体重は22ストーン(約140キロ)で、医師から『病的な肥満が脳出血の原因だろう』と告げられました。その後はたくさんの薬を服用して少しずつ改善していきましたが体重は減らず、むしろその逆だったのです。」
それから1年後の2022年1月、