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writer : ac

【海外発!Breaking News】力強い鼓動! 移植された亡き息子の心臓の音を聞いた両親、涙溢れる(米)<動画あり>

6月24日に息を引き取った。

そのうちの一人、エリー君は重度の先天性心疾患「左心低形成症候群」を患い、当時はボー君と同じ病院の別の病棟に入院中だった。シングルマザーのエイプリル・フローレスさん(April Flores、32)は医師に、「心臓移植をしない限り、長くは生きられない」と言われたそうで、移植はギリギリのタイミングだった。そして手術は無事成功し、エイプリルさんは「移植手術後、すぐエリーに変化が現れたのが分かったわ。あの子の顔は喜びで溢れていたから」と当時のことを振り返る。

そして移植から1年4か月後、バーンズさん夫妻はエイプリルさんに連絡を取り、初めて親子と対面。エイプリルさんと固いハグを交わすと、1歳8か月になったエリー君の心臓の音を聞いたのだった。

エリー君の母エイプリルさんとハグするジェニーさん。1歳8か月になったエリー君と初めて対面を果たし、心音を聞いた(『Jenny Burns Instagram「So much to be grateful for this Thanksgiving!」』より)

なおジェニーさんは当時の動画を昨年11月、Instagramに投稿しており、エリー君の心臓に聴診器を当てると、心音にジッと耳を澄ませていた。そして「とても力強い鼓動ね。小さなエリー君を大切に育ててね」とエイプリルさんに伝えて涙した。また「エリー君と出会えた瞬間は間違いなく、私たちの人生を変えた」と明かし、「ボーの心臓は鼓動を続けるの。息子が残した素晴らしいギフトをこのうえなく誇りに思うわ」と綴っていた。

エリー君に移植された心臓の音を聞くロブさん。「息子が人の命を救うことができる」と考え、臓器移植に迷いはなかったという(『Jenny Burns Instagram「So much to be grateful for this Thanksgiving!」』より)

一方でエイプリルさんは、「一家に会えた瞬間、すぐに繋がり合うことができたの。彼らが私の息子に第二の人生を与えてくれたことをどう表現していいのかは分からない。でも、私たちは永遠に繋がっていくのよ」と語り、愛する息子の心臓を提供した一家に感謝した。

昨年10月に誕生したジャック君も一緒に、親子と対面を果たしたバーンズさん一家。エイプリルさんは「一家に会えた瞬間、すぐに繋がり合うことができた」と語る(『People.com 「Parents Whose 14-Month-Old Baby Died in Drowning Accident Hear His Heartbeat in Toddler He Saved」』より)

実はジェニーさんは昨年、次男ジャック君(Jack)を思いがけず妊娠し、10月に出産しており、親子との対面は家族4人で果たしている。また肝臓を提供したレオネル君とその母親とも対面しており、臓器移植については「もし夫がいなければ、私は『ノー』と言っていたかもしれない。でも、2人の子供たちの中であの子の臓器が受け継がれているのを見て、心が穏やかになった。臓器移植は私の人生の中で最高の選択だった」と明かした。

肝臓を提供したレオネル君とその母親とも対面。臓器移植についてジェニーさんは「もし夫がいなければ、私は『ノー』と言っていたかもしれない。でも私の人生の中で最高の選択だった」と明かした(『People.com 「Parents Whose 14-Month-Old Baby Died in Drowning Accident Hear His Heartbeat in Toddler He Saved」』より)

そして、「ボーはもうこの世にはいないけれど、2人の子供たちの成長を見ることができること、彼らを愛する母親の姿を見られることで心が癒されるの」と述べ、笑顔を見せた。

画像は『Jenny Burns Instagram「So much to be grateful for this Thanksgiving!」』『People.com 「Parents Whose 14-Month-Old Baby Died in Drowning Accident Hear His Heartbeat in Toddler He Saved」』『ABC News 「Mom hears late son’s heart beat in 14-year-old boy for 1st time」(Louisiana Organ Procurement Agency (LOPA))』『InspireMore.com 「Dad Breaks Down When He Gets Powerful Gift From Stranger Who Received His Son’s Heart.」(Facebook)』『Inside Edition YouTube「What Surprise Wedding Guest Made Groom Break Down Crying」「Mom Cuddles Baby Who Received Her Late Son’s Heart」』『Savannah Chavez Roesch Facebook「Today was a day I will NEVER EVER forget!!!!!」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

米ルイジアナ州で2020年に息子を亡くして臓器提供を決断した母親。2022年5月、息子の心臓を受容した14歳の少年の鼓動を初めて聴いた(『ABC News 「Mom hears late son’s heart beat in 14-year-old boy for 1st time」(Louisiana Organ Procurement Agency (LOPA))』より)

米バージニア州在住の父親は2019年1月、当時16歳だった息子を交通事故で亡くした。それから1年後、息子の心臓を受容した男性から、心臓の鼓動が入ったテディベアをプレゼントされた(『InspireMore.com 「Dad Breaks Down When He Gets Powerful Gift From Stranger Who Received His Son’s Heart.」(Facebook)』より)

2019年9月、米ペンシルベニア州の結婚式で新婦が新郎にサプライズ。新郎は亡き弟の心臓を移植された女性と初対面を果たした(『Inside Edition YouTube「What Surprise Wedding Guest Made Groom Break Down Crying」』より)

米イリノイ州在住の母親は2018年9月、2歳の息子をプール事故で亡くした。家族は臓器提供の決断を下して息子に別れを告げたが、2019年7月に息子の心臓を移植された女児との対面を果たした(『Inside Edition YouTube「Mom Cuddles Baby Who Received Her Late Son’s Heart」』より)

2019年4月、米ミズーリ州で行われたMLBの試合は、臓器移植促進・サポートに尽力する非営利団体がスポンサーとなり、臓器ドナーや受容者の家族が多数観戦に訪れた。その中である女性は、亡き弟の心臓を移植された男性と偶然出会い、家族は「鼓動」を聞いて涙していた(『Savannah Chavez Roesch Facebook「Today was a day I will NEVER EVER forget!!!!!」』より)

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