海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】「最後の散歩は賑やかに」 安楽死する愛犬のため30匹以上の犬が集まり飼い主は涙(英)

がんを患った愛犬を「これ以上苦しませたくない」と考え安楽死という苦渋の決断をした飼い主が、愛犬との最後の散歩を賑やかなものにするためSNSで一緒に遊んでくれる人を呼びかけた。予定日は月曜日と平日だったが大勢の飼い主とともに30匹以上の犬が集まり、愛犬は思う存分ボールを追いかけてたくさんの犬と遊び、数時間後に息を引き取ったという。英ニュースメディア『Metro』などが伝えている。

英キングストン・アポン・ハルに住むサラ・キースさん(Sarah Keith、44)の愛犬でボーダーコリーの“エラ(Ella)”は、もともと牧羊犬として農家で飼われていた。しかしエラは牧羊犬には向いていない性格だったため、農家はエラを誰かに譲ろうとしていた。サラさんはかつて「英国王立動物虐待防止協会(The Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals)」で働いていたことがあり、エラを見て屋外の犬小屋で過ごすよりも室内で飼うのに向いていることに気付き、エラを飼うことを決めたサラさんは今の家に引っ越した翌日にエラを迎え入れた。その後、エラの書類を確認してみると、エラを迎えた日がエラの1歳の誕生日だったことが分かった。

それから10年以上という年月をともに過ごしてきたエラは今月3日、口腔がんを患っているという悲しい診断を受けた。延命治療の選択肢もあったがエラは12歳と高齢だったこともあり「別れが惜しいからといって、延命治療をして無闇に苦しませることはしたくない」と考えたサラさんは、非常に難しい決断だったがエラを安楽死させることに決めた。

安楽死を今月6日の夕方に定めたサラさんは、

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