海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】安楽死直前の愛犬に最後の雪遊びをプレゼント「穏やかで平和的な別れを」(米)<動画あり>

がんと闘ってきた愛犬が回復の見込みは無く、安楽死のほかに打つ手は無かった。悲しい決断をした飼い主は、雪が大好きだったという愛犬のため最後に雪遊びをさせてあげたいと思い行動に移した。この飼い主のアイディアに地域のスケート場が協力し、たくさんの氷を削って雪に見立てることで犬は冷たい雪を味わって最後の時を迎えたという。『FOX Carolina』などが伝えている。

米ユタ州ソルトレイクシティ在住のエリヤ・サルツゲイバーさん(Elijah Saltzgaber)とマリアンナ・ウィルソンさん(Marianna Wilson)は、7月にがんと診断された愛犬“マギー(Maggie)”の闘病をサポートしてきた。

しかし懸命の治療も虚しく回復は見込めず、悪化し続ける病状からマギーを解放するため、医師と飼い主は苦渋の決断で安楽死を選んだ。

エリヤさんとマリアンナさんは10年間ともに過ごしてきたマギーとの最後の日に、何か特別なことをしてあげたいと考えた。マギーは暑さに弱く、いつもバスタブや地下のコンクリートなどヒンヤリとした場所にいたという。快適な冬が大好きだったマギーが次の冬を迎えることができないので、雪を再現して遊ばせてあげるアイディアを思いついた。

しかし今の時期は雪が無く、かき氷機などで氷を削って雪の代わりにしようとした。だがセント・バーナードとニューファンドランドのミックスであるマギーの体重は54キロもあり、全身で思う存分遊ぶためには大量の氷とそれを削るたくさんのかき氷機が必要となる。

そこでエリヤさんは地域の力を借りようと、Facebookに投稿して協力を呼びかけた。

「ユニークなお願いがあります。シーズンが終わってかき氷機を片付けた人はいませんか? 愛犬ががんで亡くなってしまうので、雪の山を作って最後に遊ばせてあげたいのです。」

「輸送用の車はこちらで用意してあります。10~20ガロン(約37~75リットル)分の氷を希望していますが、いただけるのならどんなものでもありがたいです。月曜(9月27日)の昼頃に愛犬とお別れする予定なので、その日の朝に支払いと回収をしたいと考えています。」

この投稿は多くの人の心に響き、

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