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writer : ac

【海外発!Breaking News】世界で2番目に有毒なヘビに首を絞められた猫 「アドレナリンが放出された」飼い主が救う(豪)

こう述べた。

「この件が起きてから24時間ほどしか経過していない。でも私たちの猫には異常が見られず、苦しんでいる様子もない。油断はできないけれど、希望を持っているわ。」

猫は背中を丸めて下を向き、ヘビに首を二重に絞められて苦しそうにしており、レベッカさんはこの投稿に「非常に恐ろしい経験だった」と言葉を添えた(画像は『星島日報 2024年2月4日付「世界第二毒蛇死缠得意爱猫 女主人点样救险境?」(Rebecca Daynes @facebook)』のスクリーンショット)

レベッカさんによると、飼い猫は老齢で衰弱しており、脳腫瘍のために動きが鈍く、家の外に出ることはあまりないという。それでも一度外に出ると太陽の下にまったりと寝そべり、誰かがドアを開けてくれるのをジッと待っているそうだ。

そのためレベッカさんは、「ヘビが猫のそばを這っていったのだろう」と推測。Facebookの投稿には、「ヘビが猫の首に巻きついたのは自分を守るため。きっと猫が先に攻撃したに違いない」というコメントが寄せられた。

恐ろしいことに、猫の首に巻きつく“毒ヘビ”を引き離したのはレベッカさん本人だったそうで、キッチントングを使ったという。

レベッカさんは当時のことをこのように振り返った。

「実はあの時、私はアドレナリンが大量に放出されていたの。でも今思えば、これまでの人生の中で最も愚かなことをしたと思っているわ。」

「私も猫も、ヘビに噛まれなくて本当に良かった。」

豪自然保護区「Billabong Sanctuary」のホームページによると、イースタンブラウンスネークは平均体長1.5メートルと小さいものの、同じくオーストラリアに生息するインランドタイパンに次ぐ、世界で2番目に強力な毒を持つという。またヘビの研究で知られるブライアン・フライ博士(Dr. Bryan Fry)は、「イースタンブラウンスネークは人間を世界最速で死に至らしめる毒を持っている」と指摘。レベッカさんが無事だったことを「奇跡としか言いようがない」と述べていた。

イースタンブラウンスネークは人間を世界最速で死に至らしめる毒を持っているそうで、ヘビの研究で知られるブライアン・フライ博士はレベッカさんが無事だったことを「奇跡としか言いようがない」と述べていた(画像は『星島日報 2024年2月4日付「世界第二毒蛇死缠得意爱猫 女主人点样救险境?」(Rebecca Daynes @facebook)』のスクリーンショット)

一方のヘビはというと、怪我をしたものの生きていたそうで、レベッカさんは「ヘビは庭に逃げ込んでしまって、見つけることができなかったの。私たちの敷地は低木林地に隣接しているから、きっとどこか遠くへ行ってしまったのでしょうね…。うちの猫同様、無事でいてくれることを祈っているわ」と語った。

ちなみにこの一件があった翌朝のこと、飼い猫は再び家の外に行こうとしたそうで、レベッカさんは「全く何も学んでないのよ」と苦笑した。

そしてこのニュースには、次のようなコメントが寄せられた。

「猫が首を絞められているのに写真撮影? 嘘だろう。」
「カメラを置いて、猫を先に助けなきゃ。」
「私だったら老齢で衰弱した猫を外に出さないね。ヘビがいるような環境だったらなおさらだよ。」
「こんな光景を見たら、私は失神しちゃう。よくやったよ。」
「アドレナリンは最強の武器だね。」
「あれが私の猫だったら、ヘビを生きて逃がすことはなかったね。」
「かわいそうな猫。」
「猫が無事で何よりだったよ。」

なお2022にはインドで、川に釣りにやって来た男性が大蛇に首を絞められる事故が発生した。酔っていた男性は10代の子供たちに助けられ、救出の様子を捉えた動画がSNSに投稿されて注目された。

画像は『星島日報 2024年2月4日付「世界第二毒蛇死缠得意爱猫 女主人点样救险境?」(Rebecca Daynes @facebook)』『New York Post 2024年1月31日付「Wild video shows brave 12-year-old swing huge snake ‘like a hammer thrower’ to save her pet guinea pig」(Instagram / @kipwightman)』『TV9 Bharatvarsh 2022年11月10日付Twitter「Jharkhand : अजगर के साथ होशियारी पड़ी भारी…」』『The Mirror 2022年10月2日付「Dog’s face BALLOONS and is left looking like Snoopy after snake bites him」(Image: AsiaWire)』『GoFundMe 2021年6月12日付「Marley the Hero」』『Sunshine Coast Snake Catchers 24/7 2023年4月21日付Facebook「Frogs Holding on for Dear Life!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

豪クイーンズランド州にある民家の裏庭で2024年1月、ペットのモルモットと遊んでいた12歳少女。途中でモルモットを見失うとヘビに噛まれている姿を見つけ、ヘビを掴んで振り回していた(画像は『New York Post 2024年1月31日付「Wild video shows brave 12-year-old swing huge snake ‘like a hammer thrower’ to save her pet guinea pig」(Instagram / @kipwightman)』のスクリーンショット)

インドで2022年、川に釣りにやって来た男性が大蛇に首を絞められる事故が発生。10代の子供たちに助けられて九死に一生を得ていた(画像は『TV9 Bharatvarsh 2022年11月10日付Twitter「Jharkhand : अजगर के साथ होशियारी पड़ी भारी...」』のスクリーンショット)

中国河南省のある家で飼われている犬は2022年9月、顔が3倍に腫れて“スヌーピー”のようになってしまった。飼い主は「ヘビに噛まれたのだと思う」と語っていた(画像は『The Mirror 2022年10月2日付「Dog’s face BALLOONS and is left looking like Snoopy after snake bites him」(Image: AsiaWire)』のスクリーンショット)

米カリフォルニア州で2021年5月、ある男性がガラガラヘビに攻撃されそうになった。すると愛犬がヘビの前に立ちはだかり、飼い主を守ったという(画像は『GoFundMe 2021年6月12日付「Marley the Hero」』のスクリーンショット)

豪クイーンズランド州を拠点に爬虫類の捕獲・駆除作業を行う会社が2023年4月、Facebookにヘビとカエルの珍しい動画を投稿。ヘビに呑まれたカエルは後ろ足でドア枠にしがみつき、必死に抵抗していた(画像は『Sunshine Coast Snake Catchers 24/7 2023年4月21日付Facebook「Frogs Holding on for Dear Life!」』のスクリーンショット)

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