海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】おしゃぶりが原因で生後7か月男児が窒息の危機に 母親は「想像もしていなかった」(豪)<動画あり>

「息子の口におしゃぶりが詰まってしまうなんて想像もしていませんでしたし、映像を見ている時は、恐ろしくて息が止まりそうでした。夫に映像を見せたところ、おしゃぶりの安全性について話すようになりましたが、他の保護者もおしゃぶりの安全性を考えるきっかけとなればと思い、シェアすることにしました」と経緯を説明した。

この動画を自身のプラットフォームでシェアしたニッキーさんは、かつて救急隊員として働いており、様々な事故を経験してきたという。だが、今回のケースは初めて目撃したことから、多くの保護者に注意喚起するため公開したそうだ。コメント欄には、「動画を見ているだけで辛い」「うちの子も同じようになってしまったことがある」「おしゃぶりも成長とともに変えてあげないとね」「これから、寝ている時にはおしゃぶりを与えないようにしよう」など、おしゃぶりの危険性を再認識した人々の声が寄せられていた。

赤ちゃんにはそれぞれ個性があるため、その子にあったおしゃぶりを選ぶのは難しいそうだが、ニッキーさんは安全なおしゃぶりを選ぶためのポイントを解説している。

まず、おしゃぶりの円盤部分に4ミリ以上の穴が最低でも2つ開いているものを選ぶことを推奨している。穴があることで万が一、赤ちゃんがおしゃぶりを飲み込んでしまっても、この穴を通じて呼吸ができる。また、円盤部分は赤ちゃんの口にすっぽりと入ってしまわないような大きさのものを選ぶと良いそうだ。

万が一、赤ちゃんがおしゃぶりを丸ごと口の中に入れてしまった場合を考え、円盤部分に2つ以上の穴が開いているものを選ぶよう推奨している(画像は『Tiny Hearts 2023年10月24日付Instagram「Yesterday night we shared a video of a baby that was choking on a dummy.」』のスクリーンショット)

他にも、おしゃぶりにリングなど掴むことができる部位があると良いという。これは赤ちゃんがおしゃぶりを飲み込んでしまっても、親がリングを使って口からすぐに取り出すことができるからだ。

赤ちゃんが口にくわえる部分に穴が開いてしまうと、雑菌が入って繁殖してしまう恐れもあるため、定期的に確認することも重要だ(画像は『Tiny Hearts 2023年10月24日付Instagram「Yesterday night we shared a video of a baby that was choking on a dummy.」』のスクリーンショット)

また、口にくわえる部分に穴が開いていると、そこから雑菌が繁殖する可能性もあるため、破れたり穴が開いたりしていないかの確認も重要であると、ニッキーさんは指摘する。さらに、口にくわえる部分が長すぎるとむせてしまう原因にもなるため、最大で35ミリの長さのもの選ぶように推奨している。

なお、テックインサイト編集部ではニッキー・ジャーカッツさんに、ベビーモニターの映像を保護者への注意喚起として公開するに至った経緯や、元救急隊員のキャリアから他にも親が気をつけなければならないケースなどをうかがうべく取材を申し入れている。

画像は『The Sun 2023年10月25日付「HAZARD ALERT Heart-stopping moment baby nearly chokes on a dummy as ex-paramedic issues urgent warning」(Credit: Tiny Hearts Education)』『Tiny Hearts 2023年10月24日付Instagram「Yesterday night we shared a video of a baby that was choking on a dummy.」』『WalesOnline 2019年1月30日付「Mum’s long hair started choking her baby as they lay in bed」(Image: Emma Lewis Chipili)』『The US Sun 2021年1月3日付「‘SHE’S NOT BREATHING’ Baby girl dies as dad finds ‘puppy lying on’ 4-month-old & says ‘my baby ain’t breathing’ in agonizing 911 call」(Credit: GoFundMe)』『New York Post 2023年9月5日付「Four-year-old Florida twins suffocate in toy chest, leaving family shattered」(GoFundMe)』『Mirror 2020年10月13日付「‘Loving’ boy, 2, tragically died after accidentally hanging himself on blind cord」(Image: Lauren Grimshaw / SWNS.COM)』『Nicole Johnson Goddard 2019年2月24日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

ウェールズ在住の母親は2019年1月、1歳4か月になる息子とベッドで寝ていたが、息子の首に自身の髪の毛が絡まってしまった。夫が髪を切って救出したという(画像は『WalesOnline 2019年1月30日付「Mum’s long hair started choking her baby as they lay in bed」(Image: Emma Lewis Chipili)』のスクリーンショット)

米オハイオ州で2020年12月、生後4か月で亡くなった女児。飼い犬の下敷きとなり、呼吸が停止していたという(画像は『The US Sun 2021年1月3日付「‘SHE’S NOT BREATHING’ Baby girl dies as dad finds ‘puppy lying on’ 4-month-old & says ‘my baby ain’t breathing’ in agonizing 911 call」(Credit: GoFundMe)』のスクリーンショット)

米フロリダ州の民家で今年8月、4歳の双子がおもちゃ箱の中で息を引き取った。母親は「同じようなおもちゃ箱が家にある親御さんは、今すぐに壊して!」と他の保護者に注意喚起していた(画像は『New York Post 2023年9月5日付「Four-year-old Florida twins suffocate in toy chest, leaving family shattered」(GoFundMe)』のスクリーンショット)

英コーンウォールで2020年4月に不慮の事故で死亡した2歳男児。ブラインドのひもが首に絡まっていたという(画像は『Mirror 2020年10月13日付「‘Loving’ boy, 2, tragically died after accidentally hanging himself on blind cord」(Image: Lauren Grimshaw / SWNS.COM)』のスクリーンショット)

米コロラド州に住む2歳男児は2019年2月、ポップコーンで誤嚥性肺炎を起こし、母親がFacebookで注意喚起していた(画像は『Nicole Johnson Goddard 2019年2月24日付Facebook』のスクリーンショット)

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