米カリフォルニア州の高級住宅街で、メタンフェタミン(覚せい剤)の製造所として使われていた物件が売りに出されている。この物件はメタンフェタミンで汚染された状態で立ち入り禁止となっており、清掃費用は購入者が負担するという。米ニュースメディア『CBS News』などが報じた。
米国最大の不動産フランチャイズ「ケラー・ウィリアムズ・リアルティ(Keller Williams Realty)」の物件情報によると、問題の住宅は米カリフォルニア州サンノゼにある。土地面積は約557平方メートル、居住面積は250平方メートル超(およそテニスコート1面分)というから、家族連れでも広々と生活ができるだろう。
この住宅は、6つのベッドルーム、3つのバスルーム、パウダールーム、リビングルームのほかファミリールームもある。さらに1台分のガレージと、裏庭にはプールとジャグジーがあり、オレンジ、リンゴ、レモンの木が植えられて、大きなパティオも備わっている。また、この辺りは閑静な住宅街で、学校や主要ショッピングモールが近くにあり、高速道路1本でサンノゼの空港やダウンタウンに行けるなどアクセスも抜群だ。
販売提示価格は155万ドル(約2億3000万円)と決して安くはないが、約半年前の5月に4つのベッドルームがある近隣の物件が172万5000ドル(約2億6000万円)で売却されており、割安感がある。
間取りや設備、立地条件も文句のつけどころがない住宅だが、