このように語った。
「10個の乳首のおかげで、子犬のほとんどが同じタイミングでミルクを飲むことができるの。そんな姿を見ていると、ほっこりと温かい気持ちになってくるの。」
「ただ11匹の子犬となると、一緒に暮らすことはできないでしょう。だから生後8週になったら子犬たちを売るつもりなの。ただいくらで売るかはまだ決めていないのよ。」
ダックスフンドの子犬は高くて2500ポンド(約45万4500円)の値がつくこともあるそうだが、ライマさんはウィニーが11匹もの子犬を産んだことに驚き、ネットでギネス世界記録について検索したという。そして興奮気味にこのように述べていた。
「ダックスフンドが11匹の子犬を出産するというのは、ギネス世界記録に値するのではないかしら!」
なおギネス世界記録に犬種ごとの最多出産数は登録されていないが、英ニュースメディア『The Sun』では2021年、英リンカンシャー州でダックスフンドの“チーズケーキ(Cheesecake)”が10匹の子犬を産んだことを伝えていた。今回のウィニーの記録はこれを上回るため、ひょっとするとこれまでの最高数の可能性もありそうだ。
ちなみに「一度の出産で最も多くの子犬を産んだ犬」のギネス記録に登録されているのは、ナポリタン・マスティフの“ティナ”で、2004年11月に帝王切開で24匹の子犬を産んでいた。また自然分娩では2019年、英国の自治保護領であるマン島でグレート・デーンとアメリカン・ブルドッグのミックス犬が21匹の赤ちゃんを出産していた。
画像は『Metro 2023年10月10日付「Sausage dog gives birth to record-breaking number of puppies」(Credits: Emma Trimble / SWNS)、2020年5月29日付「Labrador gives birth to one of the biggest litters in history for the breed」(Picture: SWNS)』『TeamDogs 2021年11月23日付「Dachshund has supersized litter of 10 puppies born as small as mice」(Image: SWNS)』『Daily Record 2019年12月4日付「Dog gives birth to staggering litter of 21 puppies in ‘world record’」(Image: IOM Newspapers / SWNS)』『ABC Goulburn Murray 2019年7月28日付Facebook「WARNING: CUTENESS OVERLOAD」』『7NEWS.com.au 2020年4月22日付「Queensland Neapolitan Mastiff gives birth to record Australia puppy litter」(Credit: Animal Emergency Service/Supplied)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)