家の中で一番安全な場所へ移動するのも一苦労だったという。「リクライニングチェアに座っていたら停電になりました。私は歩くことができないので、他の人に避難できる場所まで抱えて運んでもらわなければなりませんでした」とレナードさんは話している。
また、ジョン・キースさん(John Keith)の家も竜巻が直撃した。
「10秒か15秒ほど恐怖を感じました」とジョンさんは語っており、嵐が襲った時、彼は正面の部屋の窓の近くに座っていたそうで、「停電になったので主寝室のクローゼットに逃げ込んだのですが、着いたとたんに家がバラバラになってしまいました」と被害当時を振り返る。
ジョンさんの家の外壁はほとんどなくなってしまった。数か月前に取り付けたばかりの新しい窓も窓枠が曲がり、ガラスも割れ、家は辛うじて1枚の内壁で支えられているが、いつ崩れてもおかしくないという。
このほかに3つの竜巻がジョンソン郡より地域で同時期に発生し、デュボイス郡の竜巻では死傷者が2名出ている。
今回のニュースを見た人々からは、こんなコメントが寄せられている。
「なんてデンジャラスなんだ!」
「これで死傷者が出なかったなんて、ものすごい奇跡だよ!!!」
「僕のかかりつけ医のクリニックがある場所だ。実は明日、診察の予約が入っているんだけど、どうなるのかな」
なお、この竜巻では霰(あられ)からゴルフボールほどサイズの雹(ひょう)が降った地域もあるそうだが、数週間前のテキサス州では、マスクメロンの大きさの雹が降り、路上に停めた車などに大きな被害が出たそうだ。
Another angle of the tornado spotted in Greenwood near Stones Crossing Road and State Road 135.
Emergency crews are conducting searches from I-69 east to SR 135. Multiple structures have been damaged but no injuries have been reported.
📸: Eric Ford pic.twitter.com/5k4si6R2uo
— WRTV Indianapolis (@wrtv) June 25, 2023
画像は『WISH-TV 2023年6月26日付「GALLERY: Hoosiers share photos of Sunday’s storms」(WISH Photo/Hanna Mordoh)「Neighborhood trying to recover after tornado storms through Johnson County」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)