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writer : ac

【海外発!Breaking News】公園で寝ていたホームレスの女性、草刈り機に轢かれ死亡 現場は「遺体の一部が飛び散っていた」(米)

思わず拾い集めたという。また事故後、気持ちに整理をつけようと現場を訪れたクリスティーンさんの姉妹ロザリンダさん(Rosalinda)も「辺り一面に遺体の一部が散乱していた。大きな塊もあり、草で覆うようにしてあるだけだった。本当に恐ろしい思いをした」と語っている。

父クリストファーさんによると、一帯の茂みには肉片が散らばり、当時クリスティーンさんが着ていた洋服が放置されたままだったそうで「犬よりもひどい」と憤る(画像は『The Mirror 2023年7月16日付「Mum 27, killed after being run over by LAWNMOWER while laying down in park」(Image: Fox News)』のスクリーンショット)

クリスティーンさんの遺族は「遺体の回収をしっかり行わなかったのは、彼女がホームレスだったからでは?」と疑念を抱いており、「犬の死骸を回収する時だってもっと時間をかけるだろう」と憤りを隠せない。

クリスティーンさんが亡くなった現場。遺族は「遺体の回収をしっかり行わなかったのは、彼女がホームレスだったからでは?」と疑念を抱いているという(画像は『New York Post 2023年7月16日付「Landscaper fatally runs over homeless woman sleeping in California park with lawnmower」(ABC 10)』のスクリーンショット)

ビアード・ブルック公園は、事故が起きた前日の7日に「E. & J. ガロ・ワイナリー」が所有権を取得したばかりだった。E. & J. ガロ・ワイナリーは事故後、遺族に哀悼の意を表し、同ワイナリーとグルーバー造園サービスは警察の捜査への全面的な協力を約束しているが、遺族の腹の虫はおさまらない。

クリスティーンさんの義理のきょうだいで、自らも草刈り機で仕事をした経験を持つホゼ・ザルメーノさん(Jose Zermeño)は、作業員の落ち度について、このように指摘している。

「トラクターで草刈り機を引っ張っている時は特に、前方に何があるのか注意を払うものだ。もし作業員がクリスティーンに気付かなかったというのであれば、それは仕事をしっかりこなしていたとは言い難い。」

なおクリスティーンさんには9歳の娘がいるそうで、遺族は「あの子は母親なしで生きなければならなくなった」と嘆き、兄ランディさん(Randy、33)は次のように述べた。

「妹は愛されていた。ただ唯一、欲しかったのは自由だった。」

「ホームレスだって人間。他の人と同じように扱われるべきだ。このようなことが二度と起こらないようにするためにも、市はホームレスを守ることができるように条例を改正する必要がある。」

ちなみに地元では「ホームレスのための施設をつくるべき」という声もあがっているようで、このニュースには「ホームレスへの対策が急務だろうね」という声のほか、「被害者の女性は草刈り機の音が聞こえなかったのだろうか? 音楽を聴いていたの? それとも薬物依存者? アルコールか?」「すでに亡くなっていたのでは?」「これだけ家族が周りにいながら、なぜホームレス?」「こんな死に方は悲惨すぎる」「悲劇だ」「安らかに」といったコメントが寄せられている。

画像は『New York Post 2023年7月16日付「Landscaper fatally runs over homeless woman sleeping in California park with lawnmower」(GoFundMe)(ABC 10)』『The Mirror 2023年7月16日付「Mum 27, killed after being run over by LAWNMOWER while laying down in park」(Image: Fox News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

「娘は殺された」と語る父クリストファーさん。現場にはクリスティーンさんの骨片や頭蓋骨の一部、歯まで落ちていて、思わず拾い集めたという(画像は『New York Post 2023年7月16日付「Landscaper fatally runs over homeless woman sleeping in California park with lawnmower」(ABC 10)』のスクリーンショット)

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