安徽省立児童医院に転院して治療を受けた。

なお父親は、別の都市に出稼ぎに出ていて留守で、当局は当初「これは家庭内のトラブルにすぎない」として次のように述べていた。

「いたずらをした男児は母親に叱られるのを恐れ、エアコンの室外機の上に隠れた。しかし母親に気付かれ、竹の棒で叩かれて部屋に戻るよう説得された。そうして怯えてしまったようだ。」

警察は現在も捜査を進めている最中で、その後の詳細については明らかにされていないが、地元の婦女連合会は「男児は誤って5階から落ちた。命に別状はない」と発表しており、このニュースには次のようなコメントが寄せられた。

「男児は誤って落ちたのではなく、飛び降りたのでしょう？　婦人連合会は母親は守るけど、子供はどうでもいいんだろうね。」
「欧米でこんなことがあったら、母親は子供から引き離されるけど、これは『家庭内のトラブル』として片付けられてしまうのか？」
「子供を叩く＝教育という考え方があるのでは？」
「児童虐待を防止する法律がうまく機能していないのでは？」
「男児は飛び降りることよりも、母親のほうが怖かったようだね。」
「周りが叩くのを止めるように叫んでいるのに、なぜ母親は止めなかったのか？　この子は日常的に虐待を受けていたのでは？」
「母親はこの子を育てるのにふさわしいのか。しっかりと調査して欲しい。」
「母親が叩くから、男児は飛び降りただけ。かなり追い詰められていた証拠。これは殺人未遂だよ。」
「子供の心のケアが必要だね。」

ちなみに今年4月にはパラグアイで、母親が薬物を受け取る代わりに3歳の娘を男に売り、その女児が虐待されて死亡した。この事件では母親も逮捕され、地元では怒りの声があがっていた。

画像は『手机网易网　2023年6月27日付「于心何忍？安徽一男孩为躲挨打爬到5楼窗外，家人继续棒击至坠楼」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　A.C.）