今回の巨大クラゲも赤潮に誘われてやってきた可能性があるという。
この巨大クラゲは知らぬ間に姿を消したため、満潮時の波に乗って海に戻ったと推測されている。
実は巨大なクラゲが浜辺に打ち上がったのは今回が初めてのことではなく、先月中旬にもグウィネズ州アベルダビの浜辺で大きなクラゲが目撃されていた。今回のクラゲの写真がSNSでシェアされると、あまりの大きさに地元民でさえも「なんてこった! これはでかいぞ!」と驚きの声があがっている。また現地ではクラゲが増え始める時期に入っており、小さなクラゲがウェールズの海岸線に頻繁に打ち上げられるそうで、今回の出来事を伝えた『Manchester Evening News』のFacebookには、実際に浜辺に打ち上がったクラゲと遭遇した人々が撮影した大小様々なクラゲの写真がコメント欄に投稿されている。
なおマウザハ河口近くの海辺の町バーマスは、毎年夏になると多くの観光客が訪れる。このニュースを受けて、「今回の旅行はキャンセルかな」「もうウェールズの海では泳げないよ」といった声が見受けられ、旅行の計画を変更しようとする人もいるようだ。
ちなみに2021年2月には、オーストラリアのビーチに大量の電気クラゲが打ち寄せられていた。
画像は『Manchester Evening News 2023年6月3日付「Monster ‘bad boy’ jellyfish washes up on beach at popular seaside village」(Image: Simon Parkin/North Wales Live)(Image: Steve Bowers/North Wales Live)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)