英オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』の決勝で、辛口審査員のサイモン・コーウェルがとにかく明るい安村を大絶賛した。安村は準決勝で敗退したが、審査員の判断による“ワイルドカード”を与えられ、決勝に進出した。サイモンはその理由を「満場一致の決定だった。彼無しではやれなかった」と説明。安村のパフォーマンス中には大爆笑し「君は番組で最も面白いアクトだ」と称賛の言葉を贈った。
英人気オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント(Britains Got Talent、BGT)』のプロデューサー兼審査員を務めるサイモン・コーウェルは、番組出場者に対して厳しい意見を投げかけることで有名だ。
そんなサイモンが、同番組にパンツ一丁で出場したとにかく明るい安村を絶賛し続けたのだ。
安村は4月に同番組のオーディションに初登場し、ステージでは英語で「日本から来たトニカクです」と自己紹介した。サイモンが日本からはるばるやってきた理由について尋ねると「王族の前でパフォーマンスをしたいんです。チャールズ国王は、僕を気に入ってくれるはず」と答えていた。
同番組の優勝者は25万ポンド(約4300万円)の賞金を獲得するほか、11月にロンドンの「ロイヤル・アルバート・ホール」で開催される『ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス』に出演し、王室メンバーの前でパフォーマンスを行う機会が与えられる。
ステージ上で、安村はジェームズ・ボンドなどのポーズを決めると、パンツを指しながら「ドントウォーリー! アイム・ウェアリング(安心してください、はいてますよ)」とネタを披露した。すると女性審査員達が「パーンツ!」とツッコミを入れた。会場ではスタンディングオベーションが巻き起こり、