犬は人間の気を引くために、怪我をしたふりをすることがあるようだ。ブラジル在住のある女性は、路上で脚をかばいながら歩いている犬を見て心配になり、自宅に連れて帰った。しかしその犬は突然、元気に歩き出したという。ブラジルの動物情報ニュースメディア『Amo Meu Pet』などが伝えている。
ブラジルのゴイアス州フォルモサに住むダーリーン・フレイタスさん(Darlene Freitas、28)が今月1日、路上で小型犬を保護した時に撮影した動画をTikTokに投稿したところ、620万回以上も視聴されるほど多くの関心を集めた。
ダーリーンさんは毎朝6時頃に近所の公園付近をランニングするそうだが、ある日、自宅から3キロほど離れたところまできた時、1匹のメスのヨークシャーテリアに出会った。犬は脚を痛そうにかばいながら歩いており、ダーリーンさんの前で仰向けになってお腹を見せたという。
いたたまれない気持ちになったダーリーンさんは、犬を抱いて連れて帰ることにした。彼女は当時のことをこのように語っている。
「この子は脚を痛そうにしていたので、私はかなりゆっくりと歩きました。実は以前、この付近で捨て犬を保護したことがあるんです。だから『この子にも飼い主はもういないだろうな』と思いました。」
自宅に戻る途中、ダーリーンさんは犬の耳の中からの強烈な異臭とダニだらけのためにお尻のあたりに疥癬ができていることに気づいた。さらに犬のお腹にはいくつかしこりがあることが分かり、